久しぶりに書きます

久しぶりに書きます。
やっと思い腰を上げて書くことが出来ました。
前回の書き込み以来、大きな2つの出来事により、時間的にも精神的にも体力的にも余裕がありませんでした。



1つはプライベートなことなのであまり詳しくは書けませんが、私の血縁ではないものの大変お世話になり近しい者が以前より長期入院しておりました。
入院期間中、会話が出来ず意思疎通が難しく、状態も良くなったり悪くなったりの繰り返しであり、毎日、病院に通う時期もありました。
残念ながら9月末に永眠されました。
その後、告別式・葬儀等もあり、その他、多くの手続き。それらのことに参加したりお手伝いもしております。
時間的にも精神的にも余裕が無い状態であり、ここの更新も出来ませんでした。



さて、この状態のときにもう1つの事件が起こってしまいました。
忘れもしない10月14日(月)の体育の日です。
先の件が一段落付きつつも、まだまだ慌ただしい頃です。
家の2階に、ウチのオカメインコさんを2階に上げ遊んでいました。
その時、ちょっとしたスキに、オカメインコさんが網戸を破ってしまい外に出て行ってしまいました。
普段から戸締まりには気を付けておりましたが、網戸を破って出て行くとは予想外でした。その部屋の網戸は旧いので痛んでいるのも問題でした。
悪いことに、2階に上げたのも、網戸から出て行くときも、自分がそこに居たわけでもなく悔やみきれません。
こう言っては何ですが、自分は網戸をあまり信用していないので、鳥が遊んでいるときに網戸にすることは無いと思いますが、そんなことを言い出しても遅いです。


下側が破れているので、勢いよくぶつかったショックで破ったのだと思います。


とにかく、その日は探し回りました。
うちのコザクラインコさんの鳴き声には良く反応していたので、キャリーに入れて一緒に連れて歩き回りました。
残念ながら見つからず、警察を含め各所に届けを出し、迷子掲示板やツイッター等にも書き込みをしました。


その日のうちにビラを作り、良くないことではありますが、電柱に貼らせていただきました。
人の出入りの多そうなお店や動物病院に掲示をお願いしたりもしました。
日を追う毎に範囲を広げていきます。


外に出てパニックになり、すぐ、カラスやネコに襲われてしまう可能性もあります。
近所をかなり念入りに探しましたが、オカメインコの羽が落ちて居ることはありませんでした。
とりあえず、すぐに襲われてしまった心配は無いようですが、羽を切っていないので遠くに飛んで行ってしまった可能性もあります。
迷子のオカメインコが数十キロ先で発見されることは良くあります。
知らない人にでも良く懐くので、お腹が空けば人に寄ってくる可能性も充分にあるかもしれません。逃げたオカメインコの発見例はこういうパターンが多いです。
ウチのオカメインコさんは金属の足輪が付いており識別番号も書かれていますので、保護されれば個体の識別は可能です。
しかし、迷い込んできても、警察等に連絡せずにそのまま飼ってしまう方も多いと思います。


私は、毎日、

  • 大阪。京都・奈良の落とし物の届け出を確認する
  • 掲載させていただいた掲示板の情報を確認
  • 上記の作業の中で該当しそうな迷子情報と保護情報を見つけたときにはその時に連絡する
  • 時間が空けば、ポスターの依頼、貼り付け

日課です。
時々ある情報も、ウチのオカメインコさんに繋がる情報も無いまま時が過ぎていきました。
ポスター・ビラは何枚印刷したのかわかりません。


この2台の顔料インクプリンタがフル稼働です


全て空インクです


うちのコザクラインコさんも、突然、オカメインコさんが居なくなったことが理解できず、オカメインコさんのケージをのぞき込んだり、大きい声で鳴いて呼んでみたり、飛び回って探したりとなかなか落ち着かないです。


私自身も精神的にもかなり参っていまして、体調も崩し気味です。



そんななか、ある連絡がありました。
見つかりましたか? ウチに居るオカメインコを飼って欲しい。
聞けば、連絡を頂いた方のお母様が亡くなられ、飼っていたオカメインコを娘さんが飼っているが、飼っていただけると助かるとのこと。しかもオス2羽。一緒のケージに入っているようです。兄弟かな?
かなり迷いましたが、こういうことも縁だと思い、引き取る方向で考えています。
オスであること、ノーマルで無いこと、というのは引き取る方向で考えるには大きな理由です。
ウチはコザクラインコさんがメスで定期的に無精卵を産みます。やはり卵を産む前後は色々様子も違いますし体力も消耗します。1羽なので面倒を見ていられますが、メスが何羽も居ると面倒が見られるか心配です。
後、ノーマルはウチのオカメインコさんを思い出してしまうので避けたいです。まだまだ探していきますし、他のオカメインコを飼うことがあっても代りではありません。


ただ、色々様子を聞いていると、飼い主さんは鳥に詳しい方ではないようで、聞いていてもイマイチ要領を得ない部分もあります。
一番気になる点は手乗りでは無いとのこと。人に慣れておらずかなり大変かもしれません。
ウチには結構な手のかかるコザクラインコさんが居ます。
この上、手にかかる子が2羽増えると時間的にも難しいかもしれません。
ウチのオカメインコさんが戻ってきたときに、合計4羽になったとき、手のかかる子が多いと時間的にも面倒が見きれないかもしれません。
引き取ってあげるのならば責任もって面倒を見なくてはいけません。
最初に連絡を入れて頂いた方は飼い主本人さんではないのですが、当初、白やクリームという話だったのでルチノーかと思ったのですが、色々聞いてみるとどうもそうでは無いらしい。
手乗りでは無いことにちょっと躊躇していると、ウチは放し飼いでは無くカゴで飼ってますからね、って言われましたが、手乗りもカゴで飼うのですよ^^; 放し飼いじゃ無いのですよ^^; そもそも手乗りという状態がどういうことかあまり理解されていないようです。7〜8歳のようですがずっとカゴに入りっぱなしでしょうか? 元気ですよ、とは言っていますが、本当に元気なのでしょうか?
オカメインコは大人しい鳥ですから、と向こうは言いますが、基本大人しく臆病ですが、興奮すれば結構な破壊力ですよ。場合によっては流血もしますし、人に慣れていないとそういうことも起きます。
ウチではコザクラインコさんとそういうことが時々あるので、そういう子が増えるのはちょっと躊躇してしまいます。
ただ、ケージ越しにエサを食べさせられたり出来るようなので、人には慣れているようです。


一度見てから決めて頂いて良いですよと言う言葉に甘えさせて頂き見に行くつもりですが、さてどうなることやら。
おそらく、向こうは私が選り好みをしているように取られているかもしれませんが、オカメインコは引っ越しをするとしばらくご飯を食べなくなるので、健康状態が悪ければ引き取って体調を崩させるわけにも行きませんし、あまりに人に慣れていなければこちらも面倒を見られる時間は限られますので難しいと言うことです。
やはり、引き取る以上は責任を持って飼いたいですのでそこは大事ですね。


ウチのオカメインコさんが逃げてしまってから、特徴や逃げたときの情報などを迷子情報を掲示板やツイッターに書くことはあっても、このように振り返ってまとめて書くことがようやく出来ました。
思い出してまとめていくのも辛いですが、オカメインコさん自身がもっと辛い思いをしていると思うと、大変心苦しいです。
ウチに戻ってきて欲しいですが、どこかで飼われていたとしても元気で居て欲しいです。
毎日、探しています。