セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ まとめ

前回まで色々調べてきました。とりあえず簡単にまとめて見ます。

  • 「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」とはなにか?
    USBハブ(id:popopo_2004:20040611#p3参照)
  • 「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」の見分け方
    続USBハブ(id:popopo_2004:20040611#p6参照)
  • 「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」の一覧
    セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ(id:popopo_2004:20040614#p3参照)
    セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ その2(id:popopo_2004:20040615#p7参照)
    セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ その3(id:popopo_2004:20040616#p5参照)

現在のところ、USB 2.0対応の「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」は以下の3種類かと思われます。

USB 1.1対応の「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」はもう少し種類が多いです。「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」の一覧を見て探してみてください。
この3種類のうち、SIGMA APO HBH4は間違いなく「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」であり、他の2種類は恐らく・・・という状態です。ということで、現時点でお勧めできるのは、SIGMA APO HBH4です。
このSIGMA APO HBH4ですが、type U関連で大変お世話になっているid:palmacさんのblog、Pal Mac 2003! WebLog Versionにて、紹介されています。多数のデバイスを試されていますが、とりあえずは上々の結果のようです。Pal Macさん、ありがとうございます。

後、スゴイハブというUSBハブがあるのですが、仕様を見ていると確かにスゴイのですが、興味があるもののイマイチ原理がわからない。とりあえず手に入れようと探してみるのですが名古屋では入手できず、そのうちに、じつはあまりスゴクないのでは?なんて情報も入り、本体も大きいしなぁ・・・、価格も高いし・・・、とテンションも下がり気味で今まで紹介しませんでした。こちらも今後調べていきたい気もしますが、SIGMA APO HBH4で特に問題も無く、いまさら大きく高いUSBハブを買うか?といわれるとちょっとビミョーです。

なお、「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」を使っても周辺機器が動かなかった、「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」と紹介されているけれど実は違った、等々、私自身が動作や仕様を保障しているわけではありません。そこのところご了承ください。あくまでも自己責任でお願いします。各周辺機器メーカーは、あくまでも普通のUSBハブとしての動作を保証しているだけで、その範疇での使用は問題ないかと思います。
「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」は、USB 1.1普及時から某メーカーのUSB1ポートだけの軽量ノートパソコンで苦労して調べたものです。もっとも、その当時は消費電力の大きなUSBデバイスといえばFDDですけどね。これが大体400mAぐらい。次に消費電力が大きいものはUSB LANアダプタで、これが200mAを少し下回るぐらい。当時はNIC内蔵のノートパソコンが珍しく、USB LANアダプタを使うと便利なのです。PC CARDだと本体の熱の抜けが悪くハングアップしやすいので使用は避けていました。
しかし、USB LANアダプタはFDにてドライバが添付。なぜかバスパワーのUSBハブではFDDが認識せず、USB1ポートのノートパソコンでUSB LANアダプタを利用するには、通常は先にドライバをHDDにコピーしておいてUSB LANアダプタをインストールするのでしょうけれど、コレがどうしてなのか気になって調べだしたのが最初です。
まさか、その数年後、21世紀にもなり、type Uを買って、またこれがUSB1ポートで同じ苦労をするとは思っても見ませんでした。
ここ最近のアクセス数の多さは、「セルフパワーと見せかけてバスパワーなUSBハブ」関連のアクセスのようで、メールもいくつかいただいております。特にどこかで紹介されているわけでもないのになぁ、と思ってみたものの、実際には複数のサイトやblog、主にtype U関連で紹介されているようです。皆様ありがとうございます。