愛煙家市議が市長と大バトル

popopo_20042005-03-03

昨日のタバコの話の関連で今日はこんなニュース
id:popopo_2004:20050302#p7、id:popopo_2004:20050302#c参照)

山形市議会:
庁舎内全面禁煙巡り、愛煙家市議が市長と大バトル−−一般質問 /山形


 ◇「たった1カ月でやめられるはずない!」−−庁舎内全面禁煙の決定巡り再検討要求
 2日に開かれた山形市議会の一般質問で、4月1日から庁舎内全面禁煙を決めている同市に対して、「愛煙家」市議が「全面禁煙の再検討」を求め、市川昭男市長との間で激しいバトルを繰り広げた。
 発言をしたのは豊川和弘市議(市民連合)。同市議は「たばこを吸う人、吸わない人平等の権利がある。公平公正な裁きとは言えない」と全面禁煙を批判。一方、市川市長は「WHO(世界保健機関)のたばこ規制枠組み条約も発効した。部長会で吸う人、吸えない人に相談したし、ホームページにも意見は寄せられた」と反論した。
 現在、議会棟も市庁舎と同様に全面禁煙を導入するか話し合っており、豊川市議の発言はヒートアップ。「たった1カ月でたばこをやめられるはずはない。たばこを吸わなくても肺がんになる人はいる。市税にも約14億円貢献している。再検討すべきだ」と問うと、市川市長は「たばこを吸う人にはつらいが、どちらかに決定が必要。再検討はない」と返した。
 1日1箱は吸うという豊川市議は、議会後「喫煙する市民、市議を代表して発言した。私は吸い続けます」と述べ、紫煙をくゆらせていた。【辻本貴洋】
毎日新聞 2005年3月3日

「たばこを吸う人、吸わない人平等の権利がある。公平公正な裁きとは言えない」
この発言までは納得がいくのですよね。私も昨日同じコトを書いています。
しかし、
「たった1カ月でたばこをやめられるはずはない。たばこを吸わなくても肺がんになる人はいる。市税にも約14億円貢献している。再検討すべきだ」
この発言はちょっといただけませんよね。言いたいことはわからないでもないですが、この発言はねぇ・・・^^; 特に、たばこを吸わなくても肺がんになる人はいる、ってのはどうかと・・・。
昨日も書きましたがヒステリックな禁煙運動には嫌気がさします。個人的な意見ですが世の中からタバコがなくなっても私は一向に構いません。かえってせいせいするかも知れません。マナーの良い方もいますが悪い方のほうが目に付きます。吸殻とかどうしてポイっと捨てられますか? ゴミだったらそうやって投げて捨てられますか? ゴミを投げて捨てられるようでしたらさらに問題ですが、ゴミだとできないけどタバコだとできる方って多いと思います。歩いて、もしくは、車で移動中に吸ってたとします。お店に入ろうとしたら禁煙。そこでその店の近くの排水溝の穴に吸殻を捨てる。見えないと良いのですか? 電車の広告にもありますが水を吸うとかなりの大きさになります。もう本当にうんざりですね。見るだけで。
ただ、昨日も言いましたが、だからといってヒステリックな禁煙運動はどうかと思います。健康を損なう恐れはあるのは間違いないと思います。おまけに吸わない人もタバコの煙を吸うと体に悪い。これもわかってます。でも世の中には吸ってる人がいますよね。この人たちは大人です。自分の判断で吸ってるわけです。良いじゃないですか。お互いに迷惑にならないようにすれば。ただ、先ほども書きましたように、タバコの煙を吸うだけでも体に悪いのです。ですから、禁煙ルームなどを作るなどして分煙しているのですよね。喫煙者の方は仕事中も吸いたいでしょう。でも、喫煙者だけで仕事をしているわけではありません。ですから禁煙になっていて、タバコを吸うには喫煙ルームで吸うわけです。コレで良いじゃないですか。
このニュースは以前から問題になっていて(前に書きたいことがあっても書けないといっていたのはこの話です)、

山形市
庁舎内喫煙室設置、「禁煙派」と「喫煙派」の板ばさみに /山形


 ◇庁舎内喫煙室設置でカンカンガクガク
 ◇禁煙派・コストかかり流れに逆行/喫煙派・愛煙家6万人が税で貢献
 山形市が今年度、約600万円の予算で庁舎内に設置予定の喫煙室に関し、市医師会や県喫煙問題研究会など5団体が10日、計画見直しを要望した。一方、山形たばこ販売協同組合は、逆に喫煙室設置の要望を出しており、同市は「禁煙派」と「喫煙派」の板ばさみになっている。
 禁煙派は、喫煙室はコストがかかる上に時代の流れに逆行すると主張。同研究会の一柳邦男会長は「喫煙室設置を強行するなら、住民監査請求なども考えたい」。一方、喫煙派は「市内には推計で6万人の愛煙家がいて、たばこ税を通じて貢献している。完全禁煙は影響が大きい」と主張。
 同市職員の喫煙率は、02年度の調査で、男性49・3%、女性は8・5%。庁舎内には、15カ所の空気清浄機付きの喫煙所があり、計画では、11カ所で清浄機を残し、仕切りを作って換気扇を回す喫煙室を作る。2月からの運用予定だったが、工事はストップしている。
 かつては愛煙家で知られた市川昭男市長も、入院を機に禁煙。「たばこを吸う人も吸わない人の気持ちも分かる。部長会などで意見を聞いて結論を急ぎたい」と複雑な表情だった。【辻本貴洋】
毎日新聞 2005年2月11日

ということです。つまり禁煙ルームを作るのにお金もかかるし税金の無駄ではないかということもあるのですよね。最初のニュースの市税14億円といっているのはこのことに絡んでいるわけです。
でも、庁舎内ですから議員だけが利用するわけではないでしょ? おまけにタバコは購入すると税金が地方にも税金が入ってくるわけです。別のニュースでは、愛煙家の市議は、約3分の1と少数派、と書かれていますが1/3というのは日本の平均的な喫煙率と同じなわけです。今の日本の平均的な割合だと思います。税収にもつながっているわけだし喫煙ルームぐらい作ってあげても良いのではと思うのですけどねぇ・・・。
例えは悪いですが、スギ花粉がすごいので、庁舎内に特製の空気清浄機を用意してくれという話より早いような気もするのですが・・・。タバコには税収があるわけですよ。
ただ、勘違いしてほしくないのは私がタバコは吸うべきだということを言っているわけではありません。先ほども書きましたが、個人的にはタバコがこの世の中からなくなっても一向に構いません。全員ではないと思いますがマナーの悪い方もたたみえますのでそれもうんざり。
でも、自分は吸わないからというだけで反対してないかい? という感じのものを良く見受けられますので言いたかったのです。日本国民の1/3の人が吸っているタバコ。体に悪いので吸わない人への配慮は必要ですが、それさえしっかりできればそれで良いと思うのですけどね。


そういう意味では、タバコだけではないのですけどね。一方的な押し付けがいやということです。仙人みたいに、タバコもお酒も無関係で、食事も質素、添加物なんてまったく避けてて、自給自足で暮らしているみたいな人が、人類の未来のためという見地で言ってくださっているのならば別ですけどね^^;
嗜好品なんて無駄ですよ。反対してください。^^;
こんな人に限って、タバコは反対している裏側で、イヌの後始末を掃除してなかったりね^^; 生き物だからしょうがないって、興味ない人からすれば迷惑だけど、他人に迷惑かけないようにしながら共存するのが社会です。


後、昨日の発言で過剰に反応している方から直接メールが来ていますが、個別に対応はできませんので自分のはてなダイアリーなりblogでトラックバックを張るなりコメントなりで意見を言ってください。
それと、日記で見たというのは複数の日記で見ていることと、その方が禁煙家バッシングをしているわけではないのでそれもご了承ください。


最後にもう一度言いますが、個人的にはタバコがこの世から無くなっても良いと思っていますが、だからといってまだまだ吸っている方もたくさんいるので、お互い不快でない方法で共存していけばよいということが言いたいだけです。後、タバコを吸われている方はマナーを気をつけてください。