大阪焼き

そういえば、先日のお好み焼きの話を書いてから、なんか縁日の屋台って懐かしいなぁ・・・と思い出していました。
花火大会やお祭り等で人が集まると、その人を目当てに屋台が開かれる・・・というパターンが多いのかと思うのですが、私の実家のほうでは、祭りでもなんでもなく夏場には屋台だけが並ぶ期間があり(それも1〜2ヶ月ぶっ通しで)、そこに来る人はその屋台が目当てだけで人が集まり、結果、お祭りのようになってしまう、一般的なパターンとは真逆な行事がありました。
一応、お子様目当てな感じですが、私は大人になってもせっせと通ってましたし、車を運転できる年齢になれば色々なところに遊びに行き、高速のSAや道の駅で屋台があれば食べ、仕事で引っ越したり出張で出かけてそこで祭りがあれば必ず行く、というパターンを繰り返してました。
時代とともに屋台のお店の内容というのはだんだん変わってくるのですが、その中で子供の時にはなかったが、大人になってから見かけるものの中で、昨日のお好み焼きの話で思い出したものがありました。
「大阪焼き」です。
大阪の人には全くわからないものだと思います。ちなみに「大阪風のお好み焼き」ではありません。
大判焼き」場所によっては「回転焼き」「今川焼き」「どんどん焼き」と言ったほうがわかるかと思いますが、この鉄板を使ったお好み焼きです。具はほとんど広島風お好み焼きと同じようだったと記憶していますが、これを大判焼きの型で焼くので丸く厚みがある形に焼きあがります。これにお好みソースをかけて2つをパックに入れてくれる覚えがあります。味はほとんどお好み焼きです。
これって大阪では見ないのです。私が子供の時にはありませんでしたが、大きくなると見かけるようになりました。これを大阪で見かけることはありませんでしたので、愛知県内だけなのか? とも思ったのですが、大阪焼きを作っている屋台のテキ屋さんは流しのプロの方もおられたので、どこで売っているのだろう? と思ったのですが、最近、東京で某神社で酉の市をやってた時に、大阪焼きを発見しました。って、私は何してるんだ^^;
私の実家のほうでは、

こんな感じでしょうかね。個人的な感想としては、この大判焼きで作ったお好み焼きは特に名前がないが、大阪と言えば、お好み焼きやたこやきがポピュラーでこの粉モノのイメージが「大阪」と言う感じなので、「大阪焼き」と名乗ったのでは? なんて思うのですけどね。
実際に大阪では全く見かけませんね。