普段使い兼モバイル用に

popopo_20042007-01-28

以前にも書いたように、私にとって、PCをモバイルで使う場合は、家でも使えて、そのまま持ち運べる、コトが1番重要なのです。
モバイルするデバイスでXPが動けば同じアプリが使えるというかというレベルではなく、そもそもそれ自体を持ち運ぶので使えて当然だし、データのコピーや変換も無いわけです。これ以上便利なものは無い。
これまで、旧type Uを利用してきました。
そうです。私は、はてなを更新したり、色々、ブラウズするのもほぼすべてtype Uでまかなってきました。
画面が小さい?
気になりませんでした。
type Uは、ポートリプリケータに載せて、そこにつけられているキーボードで毎日利用。
テーブルの上、ベッドの上、使って、そのまま利用しています。
データもそのままtype UのローカルのHDDに保存しているので、そのまま外に持ち出せばそこに入っています。
とはいえ、30GBしかないので、容量を稼ぐためにも、バックアップの意味もあり、デスクトップのほうにコピーしたりしています。
が、あくまでも、普段はtype UのHDDに最新のデータが入るようになっています。
とはいえ、いずれ発売するVistaに、これでは乗り切れません。
そんなわけで色々次の候補を探すわけです。


最初に見つけたのは新type Uです。
コンセプトとしては、自分が使っている旧type Uに近いわけです。また、たまーにソフトウェアキーボードが認識しないアプリもあるので、実用性が低いとはいえハードウェアキーボードがあるのはありがたい。
が、買えませんでした。
理由は、以前もお話したとおり、画面が小さすぎます。
私の場合、持ち運びがしやすいことも大事ですが、家でメインのパソコンにならないといけないのです。
厳しいです。もちろんディスプレイをつなぐとか色々方法はあるでしょう。
が、それでは場所も縛られます。テーブルの上でもベットの上でも使いたいのです。
ということでパスです。
ただ、持ち運ぶことだけ、外で使うことだけを考えるとなかなか良いと思うのですけどね。
実は、それ以外にも気になることがあったりしてます。
まず、なんだかんだいっても旧type Uを使っていて、現状ではベストではなくても大きな不満も無いわけです。
それでも不満といえば800x600というSVGAの解像度はかなりネックですね。
Webをブラウズするだけでも、フレームのピクセル数を決め打ちしてあって、少ししか見えないとか、色々、苦労させられています。
その状況ですから、どうせ新しく買うなら、これらの不都合がクリアされるほうが良い。
そういう意味では、新type Uの縦が600ドットというのはなんとも都合が悪い。
type Uを使っていて、困るときは大抵の場合、縦が足りないのです。
とにかく不満が大きく、買い換えたくて仕方が無いのなら別ですが、そうでもないわけであえてtype Uを買うほどでもないです。
後は、もうすぐ発売されるVistaの問題ですね。
先日、一般のユーザの場合、XPで充分であってもあえてXPを選ぶべきではないといいました。プリインストールのアプリの対応だってあります。
が、私の場合、それ以外の部分でもギリギリまで様子を見ようと思ったわけです。
理由はVistaがプリインストールでほしい、というだけではありません。
Vista発売まで時間が止まってるわけでもなく世の中のトレンドも変わります。
現状の旧type UではVistaは(動きますが)難しい状況でも、とりあえず現状は困っていないわけで、そういう意味ではあわてて買う必要も無いのです。
ましては、サブノート、ミニノートという、どうしても拡張性や購入後のアップグレードが難しいモデルを買う形になるわけです。
type Uに限らず、メモリスロットが1つだったり、増設の上限があったりするので、メモリ足りないから足せばいいや、というほど甘くもありません。
また、VAIOの場合、Vistaが出たとしても、アップグレードするとして関連するドライバ等もすべて公開される保障もありません。
少なくともXPモデルを買うならば、メーカーがVistaへのアップグレードをうたうようになる段階までくれば、無償か有償かはともかく、最低限必要なドライバ類は入手できるはずなので、少なくともその時期まで様子を伺うべきでしょう。
それにあえてXPモデルを買う必要も無いです。ハードウェア的にそれほど仕様が変わらなくても、Vistaモデルは、メモリも増設されている可能性もありますし、Vista対応のドライバやアプリを集める手間も無いわけです。
そんな感じで、各社のVistaモデルを見てみましたが・・・そもそも、外に持ち運べて使える大きさで、なおかつ、家でもメインで使えるという、狙いどころのモデルもそうあるわけでもありません。という、旧type Uだって、私は使っていますが、そもそも一般的に考えて、あの大きさの画面で、家の中で毎日使う人もそういないでしょうしね。


ということで、色々悩んだ挙句、この機種にしました。


FMV LOOX P70Tです。
私、仕事の関係で、ちょこちょことTablet PCに接する機会も多かったのですが、とはいえ、別に絵を描くわけでもなく、Powered by WACOMである必要も無いのです。時々、LOOX Pシリーズは電磁誘導式でないので、精度も低くダメだ、見たいな話も聞きますが、私にとっては逆に指で、ぽちっ!、と画面がタップできたりするほうが便利です。そもそもそういうことはtype Uを使っているわけで実感しています。
そういう意味では、OQOなんかも、あの大きさなわけで、専用のペンなんかではなく、タッチパネルの方が便利だと思うのですけど。

ただ、LOOX Pシリーズは、初代が出たときに少し気になったものの、あえて買い換えるほどでもないかなぁ、という感じでした。
type Uでとりあえず事足りているわけで、大きくなるのもなんですし、縦が600ドットまでしか表示できないのも、わざわざ買い換えるほどの魅力もありません。
が、LOOX P70T/Vが発売されて、縦が768ドットまで表示できるようになれば、話も変わります。
Core Solo U1400で945GMですから、Vistaも困らない程度には動くでしょう。
Vistaモデルに注目だなぁ、と思っていたのですが、VistaモデルはメモリやHDDの容量がアップしているぐらいで仕様的には変わりません。
ただ、高いのですよね。そういう意味で、P70Tシリーズが発表されても買えないなぁとずっと思っていたのですが、Vista発売直前に、XPモデルが安く買えないかなぁ、といろいろ探してみても、店頭販売モデルが\200,000前後だったりしていたのでトーンダウンしていたのでした。
ところが、WEB MARTで、旧モデルはアウトレット扱いで思い切りやすくなっていて、かつ、メモリ増設半額とか週末キャンペーンやらでかなり安い価格で入手できました。メモリスロットも1つしかないので、店頭販売モデルではなく、直販でカスタマイズして買うのが理想だったので、なおありがたい話でした。
ということで、メモリは1GB、HDDは80GB、バッテリは最初から大容量、にしました。
特に仕様が変わらないVistaモデルで同じ仕様にした場合の価格を比較しても、\80,000強安く購入できました。
というか、これぐらい差があればXPモデルは買うメリットも大きいですね。

私にとって、Crusoe採用の、LOOX S以来の、久しぶりのLOOXとなりました。

手元に届いたのが、先週前半で、そこから即Vistaにしています。先日の日記の2番目の機種ですね。アプリの対応やドライバ類のチェックのためにXPも残していますが、ほぼVistaしか使ってない状態です。
当たり前の話ですが、画面も大きくなり、やっと普通のレベルで、Webのブラウズができるようになりました。今までは我慢するか諦めてデスクトップを利用していましたのでそれだけでも快適です。

外にも持ち出してみましたが・・・でかいですね。比較が比較だけに。
予想はしていましたが、フットワークが悪くなりそうな気もするものの、これは慣れていくしかないですね。