エイジアンウインズが引退、繁殖入り

引退のニュースが続きます。

エイジアンウインズが引退、繁殖入り

エイジアンウインズが引退、繁殖入り  JRAは12日、昨年のヴィクトリアマイル(GI)を制したエイジアンウインズ(牝5、栗東藤原英昭厩舎)が、同日付で競走馬登録を抹消すると発表した。今後は北海道新ひだか町の藤原牧場にて繁殖馬となる予定。

 エイジアンウインズは、父フジキセキ、母サクラサクII(その父デインヒル)という血統。04年セレクトセール当歳にて1800万円(税抜)で落札されている。

 デビュー当初はダート戦を中心に出走していたが、07年秋以降は芝の短距離戦で勝ち星を重ね、08年阪神牝馬S(GII)で重賞初制覇。続くヴィクトリアマイルでは1番人気のウオッカ(2着)を抑え、GI初制覇を飾った。しかしその後は実戦から遠ざかっており、ヴィクトリアマイルが最後のレースとなった。通算成績11戦6勝(重賞2勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

ウォッカに勝ったあのヴィクトリアマイルが最後のレースとなってしまいました。
お疲れさまです。


個人的にはウオッカ宝塚記念の参加はどうかな?と思っています。
今年のウオッカは、海外レース2戦、帰国してGI参戦(ヴィクトリアマイル)、その3週間後にまたGI参戦(安田記念)、その3週間後にまたGI参戦予定(宝塚記念)。
ちょっと頑張り過ぎな気もします。
もちろん、馬によって違うので、無理なのか、無理でないのか、は何とも言えませんけどね。
それでも一般的に言えば結構厳しいローテーションです。
ましては、ヴィクトリアマイル安田記念も、あのジョッキーにより大きく負担が残る内容だったと思います。
最もそれがあるので、これまで以上にウオッカの強さをアピールできてはいますが。


ヴィクトリアマイル安田記念
同じ東京マイルです。
はっきり言って両方に出走する理由って見えてきません。
ウォッカが牡馬相手でも勝てる実力を持っているのなら安田記念だけで良いのでは?と思います。
ましては、宝塚まで視野に入れていれば尚更ではないでしょうか?
帰国後、ぶっつけ本番で安田記念に不安があるのなら、それなりの前哨戦を走っておけば良いのです。
それでもヴィクトリアマイルに出走したのは、昨年のヴィクトリアマイルエイジアンウインズに負けてしまったので、なんとしてもヴィクトリアマイルの勝利を欲しかったのではないでしょうか?
この馬も引退というのは残念ではあります。