ハイクオリティ・フィードカップ

鳥を買っている方ならご存じの方が多いと思う、超有名エサ入れ「ハイクオリティ・フィードカップ」の話。
知らない人が「ハイクオリティ・フィードカップ」という名前を聞くと、なんか凄そうな名前ですが、ただのプラスチックのエサ入れです^^;

これですね。
ただのプラスチックのエサ入れですが、鳥を飼っている方ならわかると思いますが、これが中々良さそうなエサ入れです。


鳥のエサは大きく分ければ2種類あります。シードとペレットです。
シードは植物の種で、アワ・ヒエ・キビみたいな小さいものから、ヒマワリ・カボチャなど大きなものを色々混ぜて売られている場合が多いです。
ペレットはわかりやすく言えばドッグフードと同じで栄養のある人工的なものです。
ウチは基本シードを食べさせています。


ケージを買えばエサ入れは付いてきますが、これが、大きくて、深くて、どう考えても食べにくそうなのですよね。

本体サイズ:93 × 120 × 70mmと、深さが70mmもあります。
ここに1回分のエサを入れても底の方に少したまるだけで、鳥さんは体を曲げてエサ入れに落ちそうになりながら食べるわけですが、体勢的にもきつそうです。
では、エサを沢山入れれば食べやすくなるのですが、種を食べる鳥さんはエサのカラをむいて食べていくので、どんどんカラがたまっていきます。そうなると一生懸命くちばしでまだ食べていないエサを探していくのですが、たくさん入っていると探せません。
結局、下の方にまだ食べていないエサが残るわけです。


後、シードの場合、色々な種が入っていますが、鳥さんは好みがあるので好きなエサだけを選り好みをします。栄養の観点からも全て食べて欲しいわけです。
お腹がすけば食べますけれど、どうしても好きなものから食べ始めますので、出来れば食べきれる少なめの量だけをやりたいのです。
そうすると好きなものを食べてしまった後、お腹がすけば嫌々かもしれませんがあまり好きでないものも食べてくれます。


ウチは特に問題は無いですが、肥満に困っている鳥さん達もいますので、やはり食べきれる少なめの量だけをやりたい方もいるでしょう。


そうなると「ハイクオリティ・フィードカップ」の様な小さなエサ入れが欲しいと思う方も多いと思います。