DoCoMo、PHS撤退

popopo_20042005-03-01

DoCoMoPHS撤退は正式発表となりましたね。

NTTドコモPHSの新規申し込み受付終了を正式発表--業績予想を下方修正
2005/02/28 19:37


 NTTドコモおよびNTTドコモグループ8社は2月28日、4月30日でPHSサービスの新規申し込み受付を終了すると正式に発表した。また、2004年度末にPHS事業資産の減損損失等を計上するため、同年度の業績予想を下方修正する。
 PHSサービスは当面の間続けるが、「今後、お客様のご利用状況等を見つつ、サービス終了の検討を進めてまいります」(ドコモグループ9社)としている。また、同社の携帯電話へ移行する顧客に対しては特典を用意するという。
 ドコモグループ9社は、1998年12月1日にNTTパーソナルグループ9社からPHS事業の営業譲渡を受け、PHSサービスを展開してきた。しかし、携帯電話サービスの低料金化や多機能化が進んだことで、今後も顧客の減少傾向が続くと判断。経営資源を携帯電話事業、特に第3世代携帯電話のFOMAに集中させるため、PHSサービスの新規申し込み受付を終了する。
 今回の新規申し込み受付終了にともない、ドコモは業績予想を下方修正した。これは連結でPHS事業資産の減損損失約610億円、単独で特別損失約210億円の計上を行うため。
 連結売上高の見込みは4兆8200億円と変わらないものの、営業利益は610億円引き下げて7690億円、税引前利益は同じく610億円引き下げ1兆2550億円、当期純利益は360億円引き下げ7220億円とする。
 ドコモグループのPHS事業の契約者数は2002年3月をピークに減少が続いており、2005年1月末時点で136万9200件となっている。同社の携帯電話契約者数は4809万8600件で、PHS契約者は携帯電話契約者のわずか2.8%しかいないことになる。一方、ライバルのウィルコム(旧DDIポケット)グループは定額制の導入や通信速度の高速化、フルブラウザ搭載端末など積極的な施策が奏功し、2004年2月を底に契約者数が増加に転じている。ウィルコムグループの2005年1月末時点の契約者数は299万1200件となっている。

赤字がものすごい金額ですね。PHS自体が先行き不透明な部分もありますが、WILLCOMは契約者が増加に転じていますからね。結局、魅力のあるサービスや端末次第です。
個人的にも@FreeD使ってるのにねぇ・・・。つながってしまえばそこそこのスピードを発揮するのですけど。エリア的にも名古屋市内ではそう困らないのですけどね。最後に年間契約しようかな^^;
気になるのが、少し前から、以前つながっていたところでつながらなくなっていることがあります。電話ボックスが撤去されたときにアンテナの移設をしないのでしょうか?

対するWILLCOMは

少し古い記事ですが・・・

ウィルコムPHS通話定額サービス,一部報道に「詳細は検討中」


 ウィルコム(旧DDIポケット)は2月24日,「5月をめどに月3000〜4000円の音声定額サービスを導入する」との一部報道に対して「音声の定額サービスを計画しているのは事実」(広報部)とコメントした。ただし「具体的なサービス・イメージについては,まだ検討中」(同)とし,料金や導入時期については未定とした。
 同社は,DDIポケットから新会社へ移行した2004年10月ころから,PHS同士の通話が“かけ放題”になる音声定額サービスを導入することを表明済み。そのため,PHS基地局から先のバックボーン・ネットワークのIP化を進めている。
 具体的には,NTT局に設置した「ITX」(IP transit exchange)と呼ぶ装置が,PHS基地局からISDN経由で送られてきた音声・データをIP化。トラフィックを同社のIPバックボーンに流すことで,伝送コストを抑える。2005年3月までに東京都内と神奈川県の一部,2006年3月に東京都周辺の県と全国の政令指定都市のIP化を終える予定。また1〜2年中に基地局の収容回線の光化も進める。ウィルコムはこうした取り組みを背景に,料金や導入時期,個人・法人などサービスの提供対象,定額制の適用エリアを詰めている段階である。
 携帯電話では,KDDIボーダフォンが音声通話の定額サービスを提供中だが,いずれも企業向けのもの。定額制の適用エリアが限られたり,初期費用や月額利用料が個人向けよりかさむ。ウィルコムの料金設定次第では,携帯電話事業者もサービス内容の見直しを迫られそうだ。

音声通話の定額かは魅力的ですよね。上の記事で書かれているようにIP化することによるコストダウンですが、とりあえずは基地局−NTT局間のISDN接続はそのままで、それ以降のバックボーンのみのIP化ですね。こうすれば基地局は触らずにすみますからね。
IP化をすると最終的にはコストダウンにはつながりますが、それにはかなりの先行投資が必要です。それは今までのDDI-POCKETとでは難しかったでしょうけれど、カーライルも頑張っちゃいましたね。幸い、減少傾向だった契約数も増加傾向に転じていますのでここで頑張ればいい感じかも。音声通話定額が始まれば契約者もさらに増加するでしょうからね。元々、カーライルも大規模な先行投資をするつもりでの買収だと思いますけどね。
同じ外資がらみでもVodafoneとは大違い。10の約束を反故にするは、先行投資をしたがらないは、できるだけお金を使わずに現状維持だけでよいとしか思えない戦略。コストダウンは大事だが、先行投資をしないと、DoCoMoauのように、新しい使い方を提示できないでしょうし、それは新規契約を伸ばすことはできませんからね。Vodafoneのコマーシャルを見て思うのは、お得・安い、という聞こえの良いコピーだけ。結局、価格競争だけに走れば台所事情も厳しくなるし、さらに先行投資ができなくなる。悪循環ですね。これではユーザーが離れていくわけだ。それでも聞こえの良いコピーに誘われて契約させてしまえば、その後の解約を防ぐために、年間契約を勧め、高い違約金で縛る。情けない。そういうスタイルで行くのならばTU-KAのような戦略で行けばいいのに。
ま、Vodafoneはどうでもいいよ^^; 市街地で、AIR-EDGEより電波の状態が悪いところがあるのはどうにかならないのかね。本当にお金をかけたがらない会社だということがいろいろなところから見え隠れするよ。

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