牝馬

ターフィーショップはそれぞれの競馬場によって違いますよね。ぬいぐるみはその競馬場の大きなレースで勝った馬が中心になります。以前、中京競馬場マサラッキが有りましたが、さすがにほかの競馬場では見たことがない。と、言うより、マサラッキ自体を覚えてませんよね。中京で強い、いえ、中京だけで強く、中京競馬場唯一のGI、高松宮記念で勝ったGI馬です。
中山競馬場には、私の一番好きな馬、アグネスデジタルがなかった。この馬の中央での代表的なレースといえば、一般的にはフェブラリーステークス天皇賞秋でしょうね。どちらも東京だなぁ。アドマイヤコジーンもなかった。朝日杯(現、朝日FS)は、中山なのに・・・。2歳GIは評価低い。そうすると安田記念で、これも東京。東京競馬場に行くしかないな。
どうでも良いことだが、1頭だけ売れ残ったようにシルクプリマドンナがあった。オークスのときのモノでした。何年前だろう。懐かしい。というより、この馬ってオークスだけで全然ダメじゃん! デビュー戦からポンポンとオークスまで来たけれど、その後さっぱりでしたねぇ。でも、ジャパンカップにまで出すのは調子に乗りすぎ。使い方にも問題アリでは。ま、私はまったく信用していなかったので1度も買ったことがなかったですが、オークス以降に裏切られた方も多いでしょう。でも、あの小さな馬体で東京2400mを走ったのは立派です。小さくてピンクのメンコでカワイイ系かな。なぜ、中山のターフィーショップにあったのだろう。もう何年も前のことですし、オークス以外に特に目立った成績でもない、というより、オークス以降のあまりの失速振りが目立った。シルクプリマドンナのファンの方。ゴメンなさい。
この年のエリザベス女王杯で、桜花賞秋華賞の2冠以降、勝てそうで勝てなかったファレノプシスが引退レースで勝った。感動的です。引退レースで勝てるってすごいですね。ファレノプシスは結構好きな馬でした。他の方ならばこのぐらいの世代だとフサイチエアデールでしょうけれど、私はファレノプシスかな。
小さい牝馬で好きな馬はローズバドです。この馬もあの小さな馬体で信じられないような末足です。ローズバド3歳時のレースを見たことある方ならばご存知とは思いますが、スタートもあまり上手ではないので大体1番後方で4コーナー回ってくるのですが、そこから直線に入ってからの末足は本当にすごいです。というより異常。どうしたらあの小さな馬体からあのスピードが出るのだろう。不思議で仕方がありません。ただ、あの末足は本当に魅力的でしたが、あの小さな体であんな無茶な走り方をしていたらいつか故障してしまいそうで心配で仕方がありません。サイレンススズカ以来、異常に速い馬って見ていて心配です。ローズバドはレースを見て一目でファンになったのですが、結局、GIを1度も勝てずに引退でした。残念。この時の3歳牝馬テイエムオーシャンが強力だったのですが、オークスでもいつもの末足で後方から一気に先頭に出た。やった! ついにGI勝利! と、思ったのもつかの間、さすがに2400mはきつかったのか最後の最後で失速してしまい、惜しくもレディパステルにかわされて2着。でも、2400mには今一歩届かなかったものの、そもそも牝馬のレースでこの距離はほとんどないですし、あの末足を持ってすれば秋は期待できるかも・・・と思い、秋華賞でも最後の最後でテイエムオーシャンにわずかに届かず、エリザベス女王杯でもトゥザヴィクトリーにわずかに届かず、2着が続く。でも、エリザベス女王杯では、トゥザヴィクトリーには負けたものの鼻差。ティコティコタックも含め1〜3着まで写真判定の2着。内容的にはこの3頭はそれほど差はなく、同じ3歳世代の、テイエムオーシャンレディパステルには勝っている。来年は期待! と思っていて、翌年のレースを見てみると、いつものように後方待機、直線に出てここから一気に末足が・・・でなくなっていました。ふつーの馬になってしまいました。本当に残念。良い繁殖牝馬になってください。いつも、後方、それも本当に最後方近くから一気にくるものですから、良く実況やカメラが追いつかなかった。エリザベス女王杯も、先頭のトゥザヴィクトリーティコティコタックの2頭にカメラも実況も注目。そこで最後の最後に大外から一気にローズバドが段違いのスピードでかすめてくるわけで、テレビでもローズバドがどこにいたのかは何度見直しても分からないが、4コーナーを抜けたときにはほとんど最後尾だったのは間違いない。おまけに前がふさがっていて一旦外に出したらしい。そこからどうやって、それもあれだけスピードを乗せて、先頭2頭に追いついたのか、現地でないと分かりませんね。実況もスタート直後と途中の先頭からの全馬の紹介以外は、最後の最後で「外からローズバド!!」と言っただけで、意外と注目されないですね。
この時のトゥザヴィクトリーの勝利はGI初製はですが、なぜこの馬が人気が有ったのか不思議でならない。皆さん、裏切られてきたでしょ? 1番人気になりながらも、最後の最後で差されたりと、期待を裏切ることが多かったですよね。もう古くて良く思い出せませんが、秋華賞ブゼンキャンドルやクロックワーク(だったかな?)は大荒れだったですよね。そんなトゥザビクトリーも、エリザベス女王杯には最後に3頭で競り勝つわけですから立派になりましたね。牝馬としては長い時期活躍できましたよね。ドバイにも行きましたし。しかし、牝馬のくせに大きな馬でしたよねー。カワイクないです。