目が何で悪いのか?

ちょっと誤解があるといけないので一応書いておきます。
私、目が悪いのですが、一般的な、近視、遠視、乱視、ではなく、弱視という症状です。
弱視ってなに? とわからない方もいるかと思いますが、簡単にいうと、本屋さんで異常に近くで本を見ている方とかたまにいませんか? あれが弱視の方です(と思います)。
一般的に、近視や遠視は目のレンズの部分(水晶体)が目の奥(網膜)でピントが合わせられないためにおきます。原因は、いつも近くのモノを見ているために遠くにピントを合わせにくくなってしまったり(仮性近視)、生まれつき眼球の形状でピントが合いにくかったり(近視、遠視)、というコトで、これらは根本的に治療することは難しくても、目の前面で光を屈折してあげてピントが合いやすくすることにより矯正が可能です。これがメガネやコンタクトです。乱視の場合、若干状況が違いますが、こちらも矯正が可能です。
ところが、弱視は目そのものが弱く見えないのです。つまりピントが合わないという次元とは違う状態なのですね。こうなると矯正のしようがなく、結果、本屋さんで頑張って本を見ておられる方がいるのです。(^^; メガネをかけて見えるならかけますからね。
もっとも、私の場合はそこまで悪くはありませんがやはり矯正しても視力はあまり上がりません。右目が近視+乱視、左目が近視なので、その分は矯正できますが普通の人がメガネやコンタクトで矯正するようにはいきませんね。おまけに私は右目と左目の視力が極端に違うのでメガネでの矯正は難しいのです。これはメガネをかけられている方だとわかりますが、メガネの度が強くなるとモノが小さく見えますよね(近視の場合)。そうするとそれぞれの目の視力にあわせてレンズを作ると左右で見えるモノの大きさが異なるわけです。でも、人間は便利なもので二重に見えたりするコトはありません。元々、両目で見たものが1つに見えるように頭の中でしっかり映像を作っているわけです。でも、大きさが違うものを1つにしているわけで、それは一生懸命頭が働いていてすごく疲れているのです。こういう人はコンタクトが良いのですが(コンタクトは眼球にくっついていて小さく見えたりしません)、今日もそうだったのですが、もの凄く目が痛くなる時があるのですよね。そうすると手軽に外せないコンタクトは微妙です。
以前はずっとコンタクトを使っていたのですが、努力の末(^^;、右目だけは裸眼で0.7以上見える時があり、そういうときを選んで免許証を更新しに行くので眼鏡等の条件は5年ほど前から外すことができました。頑張りました。(^^; もっとも左はどんなにベストでも0.1を切っていますので、視野検査等他の検査を受けなくてはいけませんけどね。
でも、見えないことに慣れてしまっているせいなのか、特に日常生活に困りません。だって字が見えなくて困ることってありますか? 学生じゃあるまいし。大体、見えなくても何が書いてあるのか想像ができますよね。そうすれば完全に見えてなくても困りません。(^^; 逆に交差点の地名とかは初めてみるものは全滅です。結構人の顔も良く見えてないようで、大体雰囲気でわかるでしょ? 丸とか四角とかデカイとか小さいとか。顔だけで識別するわけでもありませんしね。でも、いつも会うところと違うところで会うと、結局、細かいところがわかってないから誰かわからないときがある。(^^; まぁ、無理に見ようとするから余計に疲れるわけで、見えないなりに適当にすごしていればかえって目にも優しいような。(^^; 幸い、近くは見えますし、はっきり見えなくても大体わかりますよ。今、type Uで入力していますが、画面に出ている文字ってはっきり見えているかって言われると微妙ですが、でも、大体、形でわかるわけで、それに自分が入力した文字ですから。これをしっかり見ようと画面に近づくと確かに見えますが、それが目が疲れるわけですね。良くないですし。
今日はすごく目が疲れやすくて涙が止まらず充血していましたが、夜にはまぁまぁの状態になってきましたね。通常は起きて3、4時間ぐらいがベストなのですけど・・・。
まぁ、そんなわけで、睡眠不足とか登山は関係ないと思いますよ。

追記:プロではないので上で書いていることで間違っていることがあるかもしれません、後、左右の視力が極端に違う状態も○視というらしいのですが忘れました。(^^;