iPod

popopo_20042005-05-19

日記の更新があまりできなくなってからの買い物だったのでココには書いていませんが、私、iPod買ってます^^;
元々、CLIEに、というか正確にはメモリースティックに、音楽データ入れて、それもマメに音楽データを入れ替えして聴いていたのです。便利ですよ。朝の通勤時に1台でPiloWebProで切り出したニュースなどを見つつ音楽を聴けるのです。リモコンも付いてるし。本当に実用的に使おうと思ったら、バッテリ状態を気にしたり毎日充電しないといけないものは少ないほうが便利に決まってます。それぞれの目的に特化した製品は使い勝手がよいかもしれませんが、全体の使い勝手を考えれば持ち歩くものは少ないに越したコトはありません。
正直、そういうコトがわからない人が、コレ便利だよ!なんて人に勧めているのはかなり微妙ですね。好きで複数台持っていて、その上で便利だったり、もちろん自分の満足度を高めるのは良いのですが・・・普通の人に薦めるなって^^; 何台も持ち歩いて、予備バッテリ持ってたり、新しい機種を高いお金を出して何台も買っているあなたのほうが不便そうです^^;
悪いですが、私も好きでPDAを持っていて便利に使っていますし、興味のある人にはお勧めしても、そうでないのにお勧めするのはどうかと思いますよ。PDA雑誌も含め、必要以上に便利だとかいうのをアピールしているのは見ていて痛いです^^; 薦められればかえって引くような・・・マニアックになるとこういう区別ができなくなるのでしょうか? PDAに限らず、こういった嗜好品が衰退していく過程にマニアの方の影響も少なくないと思います。自分が好きなのは良いですが、あなたは少数派なのです。それが区別つかないようではねぇ・・・。普通の感覚からすればおかしいのです。私もPDAを利用していますが、好きで少数派なのは良いのですけどね。
話はそれましたが^^;
宴に行ったときに、iPodを持っているのが意外だといわれましたが、私は2人で8時間でもカラオケで歌い続けられる人なのですよ。そんな人が音楽を聴かないわけがないのですよ^^; ちなみに、'99年からMP3で音楽データを持ち歩いて聴いていた人です。当時片道1時間ほどの電車通勤でしたが、その間、某メーカーのリモコン付の小型パソコンをバッグに入れて聴いていました。当時500曲ぐらい持ち歩いていましたね。で、それからCLIEに移行。別に長く使っているコトが偉いというわけではありませんが、少なくとも、最近iPod等を使ってMP3を扱いだしたりしている方よりは、ずっと以前からMP3に触れて、なおかつ実際にそれを外で聴くなど実用的に使っているわけで、メリットもデメリットも良くわかっているつもりです。
CLIEを使うようになった最大の理由は音楽が聴けるからです。これ以前にPalmやWorkPadは使っていましたがCLIEは音楽が聴けるのです。しかもバックグラウンドで。PDAとしても使いたいので、音楽再生用のアプリケーションを動かしているときだけなら買わないでしょうけれど・・・。ちなみに、CLIEで人気のTシリーズは買ってません。音楽再生時間が短いのですよ。リモコンも無いし。私は、N750C→NX70V→NX80Vと、リモコンがついて音楽再生時間が比較的長いモデルしか買ってません。個人的にはこういうメリット無ければCLIEでなくてもいいと思うのですが・・・。
と、現在、CLIEで一応満足はしているわけで、とにかく複数台持つということは不便です。
それでも何か新しいものを持つということは・・・

  • 余分に持ち歩くデメリットを考えても便利なもの
  • ものすごく所有欲をくすぐるような自己満足できるもの

ということです。今で充分間に合ってますから。
で、iPodですが、上でも書いたように、持ちたくなかったんですよね。バッテリを気にしないといけない小物が増えるのは不便で仕方がありません。一応、iPodユーザーが周りにいて、結構身近ではあったのですが・・・

  • 第1世代
    Mac専用だからダメ
  • 第2世代
    Windows版出ましたが・・・IEEE1394で充電では不便、Windowsは6ピンのもの少ないので、結局ACアダプタでの充電になりますし・・・。
  • 第3世代
    元々短いバッテリ駆動時間がさらに短くなっている時点で全然ダメです! でも、第3世代がボタンの操作性とかはすっきりしませんが、オレンジの照明とかカッコイイ!です。
  • 第4世代
    バッテリ駆動時間が長くなり、充分とはいえませんが最低限をクリアしていると思います。USBからも充電できるようになりました。何とか買っても良い製品になったということでしょうか?

という印象でした。
正直、好印象ではない^^;
それでも、CLIEとは別にHDDオーディオプレイヤーを購入しようと考えたのは、

  • 音楽ライブラリを全部持ち歩ける

コレに尽きます。実は以前は私の家はみんなのたまり場だったのでCDは勝手に借りていっていつの間にかなくなっていたり、引越しの都度どこかにいってしまったりとどんどん無くなっていってしまいます^^; CDは無いけどデータだけあるというものも多いですね^^;
私がだらしないのが一番の原因かもしれませんが、それでも最悪元のCDが無くなってしまっても、全部の音楽データが1つにまとまっている、この安心感はすごいと思います。しかもそれが持ち歩けるわけですからね。
そういう意味ではminiなんて中途半端。大体、バッテリが8時間しか持たないなんて微妙すぎます。そんなに外に出かけていないとか言う人も居ますが充電し忘れたとかあるでしょ? しっかりしている人は無いかも^^; それと音楽データを全部持ち歩けるというメリットは、4GBというのは心もとないです。
それ以前にiPodってどこがいいんだ?というのもあります。好き嫌いはともかくデザインされている。これは評価できる。操作もシンプル。コレも良いでしょう。でも、それ以外何が良いの?という商品です。バッテリ駆動時間は短い、価格も高い、なんでしょうね? HDDオーディオプレイヤーは他にもあります。皆さん、なに浮かれて買ってるんだ?と思います。というかコレが現在の技術的限界、というコトなら、後はそれを自分が受け入れられるかどうかなのですが、他社製品では、バッテリ駆動時間も長くリモコンがついていたりするのです。マニアの商品ではなく一般の人も買うわけですから、比較はMDとかも対象になるわけです。確かにMP3のオーディオプレイヤーはメリットがあっても、もたないバッテリや、リモコンもついていない、あっても別売りで液晶表示も無し、こんなコトは日本では当たり前にできているコトができていないのです。付属のイヤフォンすら首の後ろ回すタイプでなくて不便。デザインと操作のシンプル以外はすべて見劣りすると思うのですよ。イヤフォンが首の後ろに回せたり、リモコンついていたり、そのリモコンに液晶がついていたりと、これらは日本製品らしいなと思うところです。こういうコトが不便でたまらない人は別ですが、私を含め多くの人は便利だと思います。iPodを見て感じるのは、日本では作れない製品だなという感じがすごくします。それは良い面でもありますが、ココであげたような日本製品のメリットをすべて捨てるほど良いものなのか? というのが気になって仕方がありません。どうして多くの方が諸手を挙げてiPod賛成!という感じなのでしょうか? 単体で見れば欠点だらけです。もちろんデザインに魅力を感じていて、あえてこういう欠点を承知して購入しているのならばわかりますが、そうでない方もたくさん居ると思うのですけどね。
それでも、iPodの最大のメリットは、iTunesとの連携でしょう。というか、他のモデルと最大の差はコレに限ると思います。iTunesエンコードすると音が悪いとか色々言われても、この操作性はすごく便利だと思います。そしてiPodと接続すると勝手にシンクロする。別に私がここで説明しなくてもわかりきったことですが、オーディオプレイヤーとしてはたいしたことの無いiPodも、このトータルでの環境を考えればよいというわけです。iPodiTunesで溜め込んだ音楽データをそっくりそのまま持ち出せることに意味があるのです。
結局、持ち運ぶということを前提に考えれば、普通のiPodでしょう。わるいですがshuffleなんて操作性の悪いものなんて持ち歩きたくもありません。音楽を聴く以外にも色々使えて普段から持ち歩いているCLIEで充分です。それでも、iTunesでのデータの更新の手軽さはわかりますが曲名ぐらい知りたい人です。
ということでiPodです。miniはバッテリも8時間しかもたず容量的に微妙と書きましたが、新しいminiは倍も持ちますし6GBモデルもある・・・とは思いましたが、余裕があるほうがいいのでやはりココは普通のiPodです。バッテリの持ちも若干ですが良くなりUSBからの充電がサポートされたのが大きいですね。

で、買いました。なぜかカラーで色が出ますが^^;
いえいえ、phoptoなんてまったく興味が無かったのですよ。特に最初のモデルが高すぎだし分厚い。でも、普通のiPodが40GBが廃止になり、photoに30GBが追加。しかもこのモデルは普通のiPodとあまり厚さが変わらない。コレを考えると、写真見るための特別のiPod photoというより、iPodにカラー液晶搭載が普通になっていくという感じですよね。販売価格の差も少なくおまけに容量とバッテリ駆動時間が延長。個人的には容量はどうでも良いのですが、バッテリ駆動時間は延びてくれるのはありがたいですね。ということでiPod photo 30GB買ってしまいました^^;
ちなみに、iTunes側の写真の設定とかを考えると、オマケのような間に合わせ的な作りなのですが・・・まったく興味の無かった写真を見る機能って思ったより面白いです。というか結構使えるかも・・・。
CLIEやケータイなど写真を持って歩けるものって持っているわけですが、どれもiPod photoのように手軽にパラパラっと見られません。ホイール部分を指でなぞるだけで気持ちいいほど写真が次々に見られます。シャッフルにしても面白い。忘れてた写真が出てきたりします。音楽と同じですね。必要なものを選んで持ち歩くではなく、ライブラリごとまとめて持ち歩ける、というコトです。もっとも、iTunes側で写真の確認はできないので本当に間に合わせ的ですけどね。フォルダを指定すると、そこの写真を変換してコピーされるだけです。
iTunesで音楽データを管理するようになって、ジャケット写真をアートワークにせっせと登録していたので、音楽再生時にジャケット写真が表示されるのもiPod photoの良いところですね。