魚卵

popopo_20042007-01-02

この日記にも良く出てくるのでお気づきかもしれませんが、私は寿司が大好きです。
家が寿司屋だったらなぁ、とか、寿司屋の友達がいるといいなぁ、という子供ならではの希望を持ちつつ大人になり、寿司屋のお友達ができたときには本当にうれしかったです。ま、寿司屋の友達がいても安くなるわけではありませんがw
こんな私ですが、子供の時は、とにかく魚介類が大嫌いでした。
両親が寿司好きだった(と今思い返せばそうだと思う)ので、よく寿司屋に連れて行かれましたが、かっぱといなりしか食べられない子でした。
父親がとにかく魚好きで、色々、食卓に出るのですが、いつも苦痛でした。
魚介類でも、特に魚卵と貝類は嫌いです。後、甲殻類も嫌いとはいいませんが好きなほうではないですね。
先日もおせち嫌いと書きましたが、正月に良く出る数の子はとにかく嫌いでした。
これもこの日記に何度か書きましたが、食わず嫌いというのが私にはありません。嫌いなものは上にも書いたようにありますが、食べるのですよね。年齢によって味覚も変わるでしょうし、それ以上に今までその嫌いな食材の中でおいしいものにあたってないだけかもしれませんから。それを知らずに死んじゃったらものすごく後悔しますw たとえばイナゴとか珍味までは食べたいとは思いませんが、多くの人がこれおいしいね、と言われるもので、なおかつ、よく見かけるもの、で苦手なものはぜひ食べられるようになっておかないと、その喜びを自分が知らないというのはとにかく損している気分です。
魚卵がダメなのは、生臭さやつぶつぶ感やプチッとつぶれる食感がいやなのです。基本的にダメな魚卵ですが、その中で唯一食べられるのはいくらです。他の人に言わせれば、いくらこそ、生臭くてぷちっとつぶれるじゃん、と良く言われますが、それでも食べられるようになりました。これも大人になったときに、ものすごくおいしいいくらにあたってからですね。一度おいしいものにあたると、それからは貪欲に食べますし、そうなると味にも慣れてきたり、おいしくないと感じたものは低価格なものだったり、と気づいたりするものです。日本酒やワインが1滴も飲めなかった私が、今ではすっかり飲めるようになったのはこれと一緒で、味に慣れていったこともあるし、日本酒とかワインとひとくくりにしても、その中には色々な味の違うものを知ったことです。
さて、数の子は、2,3年前に急に食べられるようになりました。急にというのも変な話ですが、食わず嫌いが嫌な私は、定期的に嫌いなものも食べているので、あれ?、と気づくわけです。普通は嫌いなままだったらそもそも食べないし、そうなると数の子なんて一生口にしないでしょうから知らずに死んでいたのでしょうね。数の子が食べられるものと知って、本当にラッキーでした。
この時、たまたま食べた数の子が、非常に美味しかったのです。そこで食べ続ける。基本的に海産物は寿司屋で、ネタとして、もしくは一品料理として食べます。そのほうが鮮度も良いし、スーパーで買ってもあまっちゃうし。昨年書いた生ガキもそうです(id:popopo_2004:20061122#1164203131参照)。
さて、そんな感じで、いくらと数の子は食べられるし、寿司を食べに行くと必ず、いくら、数の子、は食べるので、特に数の子は私にとってお正月のものというイメージがあまりなくなっていましたが、スーパーにいくと大量に売ってますよね。
今年は、いくらと数の子を買ってみました。

出来るだけ小さいもの、でも、せっかく買うのである程度高くても美味しいものを、と思い、買って見ましたが・・・やっぱり、外で食べるものかな。美味しくなかったわけではありませんが(というか結構おいしかったのですが)、続けて食べるものでもないですしね。寿司屋で少し食べるぐらいがちょうど良いような気もします。
いくらなんかおいしそうに見えるが、どうやって食べるんだ? と毎年思ってまして、今回買ってみたものの、家で食べるとなるとご飯の上に乗せるぐらいしかありませんし。