屋台

屋台は、お祭りや花火大会とかで出る、たこ焼きやとかたい焼きとか売っている屋台です。夜やるのは夜店って言う屋台のことです。
私が子供の時に住んでいたところでは、毎年6月の1ヶ月間、毎晩、道路を塞いで、毎日、屋台が出ていました。道路を閉鎖してその両側にずらっと出店、さらに近くの公園にも店が出ていました。おそらく200店ぐらい出ていると思います。
普通、こういう屋台は、神社や寺でのお祭りに、社内や境内の空きスペースでやったり、花火大会のスポットに出店していたりするものでしょう。
つまり、人が集まるイベントがありうから屋台が出るのです。
ところが、私が子供の時に住んでいたところは、祭りでもなんでもなく、ただ出店しているのです。つまり屋台を出すことが目的なのです。
人が集まるから屋台を出るわけでなく、屋台を出店して人を集める、と目的が逆なわけですね。
毎年6月の1ヶ月間、毎晩、毎晩、やり続けるのです。
もちろん、花火大会などでも屋台は出ますよ。でも、この6月に出る屋台のほうが圧倒的に出店数が多いのです。そりゃそうです。花火大会ならあくまでも花火が目的であるし、スペース的にも多く出店するのは無理でしょう。ところが、出店することが目的で、道まで塞いでいるわけですからたくさん出店できますね。
そんな状況ですから、かなり本格的なテキヤさんが多かったです。
祭りとかだと数日しか出店できません。そうなると町内会とかで屋台を出したりする可能性もあります。まぁ、素人ですね。
ところが、ここにくれば、1ヶ月まるまる稼げるわけです。そんな長期間ですから片手間では出来ませんし、それだけ長期間の出店が可能ならば、地元のテキヤさんだけでなく、いろいろな地方から多くのテキヤさんが集まってきておかしくないです。
そんなところで育った私ですからそういった屋台が大好きです。
私に限りませんが、子供は大体行きたがるものです。で、中学生ぐらいで友達といったりすることはあってもそれぐらいで行かなくなるパターンが多いです。
ところが、私は屋台に目覚めてしまって、他の土地に住んでいるときはともかく(いけそうな距離のところならがんばって通ってましたがw)、大人になっても毎年行っていました。それも毎年何回も。
実は子供の時には、どこの土地もこういうイベントがあるもんだとずっと思っていたのですが、あまり一般的ではないようですね。屋台が出るのはあくまでもお祭りや花火大会があるからなんですね。
そんなこんなで、屋台好きの私は、地元だけでは飽き足らず、いろいろなところにチェックしたりするのが好きです。お正月の2度目の初詣もそんな理由ですしね。
こんな前振りでよろしいでしょうか?w