アイルランドに移籍!





ここ2戦、五十嵐が騎乗したので、いよいよ引退かなと思っていましたが、驚きの発表ですね!
なぜ、アイルランドなのでしょうかね?


コスモバルクは、ホッカイドウ競馬で数戦走った後、中央で出走しました。
確かに中央に移籍という手段もあったでしょう。
でも、中央と地方の交流が進んでいる中で、どんどんジョッキーや馬が中央に移籍していけば交流で活性化しているはずが結果的に地方競馬が廃れていく可能性もあるので、ホッカイドウ競馬所属のままというのは悪くはないと思います。
幸か不幸か、コスモバルクは輸送の影響をあまり受けないようで、中央では連勝しトライアルも勝って皐月賞への出走。その皐月賞は1番人気で2着。
そして、JCでの2着、シンガポールでのGI制覇。
確かにホッカイドウ競馬のスターですよね。
でも、ここまでだったかもしれません。


コスモバルクはダートが苦手なようで、そうなるとホッカイドウ競馬では走りにくい。
だからといって芝を走ろうと中央に出走しようとしても、国際GIまで勝ってしまったこの馬はGIにしか出られない。
陣営も芝で走らせたくても、中央ではGIになってしまうので、わざわざ盛岡に連れて行ったりと・・・。


今回の有馬記念も16頭フルゲート、天皇賞ジャパンカップも18頭フルゲート。
中央しか興味がない方には、今のコスモバルクには興味がないし、この馬のせいで1頭出られなくなった、来るな、という意見も分からなくはないです。斜行問題もありましたしね。
もう、コスモバルクはGIで勝てる能力はないと思うので、GIしか出られないのではなく、トライアルに出てからGI出走するようにすれば、上位に入ってGIならある程度納得いくでしょうし、勝てなければ他に有力馬が出るということです。
(こう考えると、今のGIで出られない馬も居ると思いますが・・・)
また、コスモバルクがGIに出走するときの費用は(おそらくですが)招待馬ということで全ての費用はJRAが負担していたいたと思います。
ですから、ホッカイドウ競馬所属で認定厩舎制度を利用して招待されつづいけるのが一番コストが安いのでしょう。
これらの制度と、輸送に強かったことと、認定厩舎制度と招待で、比較的コストがかからなかったことが、これだけの現役続行が簡単だったからこそ、必要以上に現役にこだわり続けて、またそれを可能にしてしまったのでしょう。
(ただ、過去に大阪杯オールカマーに出走した記憶があるので、GIトライアルとなるGIIに出られないわけでは無いような気もします。ただ、これらのGIIでは招待として費用負担がないのかもしれません。)


早い段階で中央移籍か、芝のある盛岡に移籍か、ホッカイドウ競馬で走るか、のどれかですかね。


種牡馬に関しては早い段階で否定されていました。ザグレブ産駒だからでしょう。
しかし、ここまで故障知らず、長距離輸送に強い、この馬は種牡馬としての価値はないのですかね?


ちなみに、私、コスモバルクのファンというわけではないですが、3歳の時に注目を集めた事実はあるわけです。私も地方にこんなに強い馬が居るなんて!と興奮しました。
その馬が、こんな状況になってしまい、必要以上にGI出走させられ、毎回、動向が気になっていたと言うことです。
賛否両論あると思いますが、国内最後の2戦、五十嵐が乗ったということが良かったと思います。

撮影機材


デジタル一眼レフカメラ オリンパス E-3 ボディ

交換レンズ(フォーサーズ用) オリンパス ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD


ミカサカメラWeb