今年の天皇賞は
春の天皇賞、終わってみれば、とても良いレースでしたね。
ステイヤー達の一番の晴れ舞台である春の天皇賞も、長距離軽視が久しい競馬界では、同じ天皇賞である秋の天皇賞と比べれば有名馬が少なかったりと注目度も低いのが現状。
そんな中、頑張って勝った馬達も、今まで実力を発揮する場がなかっただけなのかもしれないのに、意外な結果として受け取られることも多く、場内騒然、どよめきが起こるのも、これまた春の天皇賞。
去年のマイネルキッツはそうでしょう。
スズカマンボも、イングランディーレも、そうでしょう。
個人的にはもっと評価されても良いと思うヒシミラクルもそうかもしれません。
もちろん、彼らは、メンバーに恵まれたこともあるでしょう、展開にも恵まれたこともあるでしょう。
それでも、彼らは、ステイヤー達の一番の晴れ舞台で勝った名誉ある馬達なのですけどね。
今年は、個人的には予想もしていなかったジャガーメイルの勝利ではありますが、彼も頑張った。
直線に入ってから、素晴らしい足でしたね。
また、ウィリアムズの騎乗も良かったし、彼の観客へのアピールも見ていて気持ちよかった。
結果、ゴールして、しばらくすると、場内、拍手が起こりました。
ジャガーメイルも勝てそうで勝てないレースを繰り返してきただけに、陣営は喜びひとしおでしょうし、場内もそんなジャガーメイルに向けての拍手でしょう。
また、去年の勝利はラッキーだったような扱いのマイネルキッツも、今年に入ってから調子も上げ、最後、ジャガーメイルの素晴らしい追い上げに屈したものの、決して引けを取らぬ実力をアピールできたのではないでしょうか?
もう、彼をラッキーだけの馬なんて思う人も少なくなったのでは?
進路妨害等もあり、若干、気になる部分はありましたが、それでも、この2頭は素晴らしかったですね。
ワイド・3連単・3連複で、ドンタク絡みで大きく儲けた方も、良かったですねー。
今年は気持ちよい天皇賞でした。
撮影機材
交換レンズ(フォーサーズ用) オリンパス ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD