バッテリ残量

上の話に関連しますが、CLIEのバッテリ残量表示ってかなりいい加減ではないですか? 充電式のバッテリの残量を調べることは技術的にはとても難しいらしく、いい加減と言いつつ同情する点もありますが、だったらパーセント表示で下1桁まで表示しなければよいのです。下1桁まで表示されれば、多少誤差があると思いつつも、つい信用してしまいます。
とあるblogで、私と同じNX80Vを利用している方がいまして、2時間動画再生してもバッテリ残量が70%以上あったという書き込みがありました。この方は普段はそれほど使うことが無いようですが、たまたま長時間電車に乗るので、バッテリの心配をしつつテレビ番組を見ていたら、思ったよりバッテリが持つね、ということです。
私の経験上、インターネットにアクセスするのは別として、普段の利用方法で動画再生をしなければぜんぜんバッテリの心配は無いのですが、1時間でもテレビ番組を見た後で普段どうり使用していると、結構バッテリが厳しくなってきます。といって、この方がウソをついているわけも無いでしょうから、気になって今日調べてみました。
とりあえず、トリビアの泉(今週の分、まだ見てないです)と、HEY! HEY! HEY!がすぐに準備が出来たので、これをメモリースティックに入れました。モバイルムービー形式で画質は標準です。どちらも1時間番組で、ファイルサイズはそれぞれ120MBぐらいになります。再生時はヘッドフォンを利用して内蔵スピーカーは使っていません。

  • フル充電 - とーぜん、バッテリ残量100%
  • トリビアの泉再生 - バッテリ残量97%(ほとんど減ってないじゃん。ここまでいい加減だったとは・・・)
  • HEY! HEY! HEY!再生 - バッテリ残量79%
  • もう1回トリビアの泉再生 - バッテリ残量53%
  • もう1回HEY! HEY! HEY!再生 - バッテリ残量40%

あれ。トータルで4時間も動画再生できました。これは驚きです。
しかし、この後電源を30分ほど切っていて、その後バッテリ残量を見ると35%になっていました。何度かバッテリ残量を見てると1度52%になって、それから40%前後で落ち着きました。なんだかな、と思いましたが40%前後ということを信用して、ブンコビューアで読書をすると30分ぐらいでバッテリの警告が出ました。この警告が出るときは残り10%です。ブンコビューアを使用して40%から10%になるのが30分ならば、フル充電で2時間持たない計算になりますが、ブンコビューアやPooKを利用しているだけなら、5、6時間は余裕で大丈夫です。いかにこのバッテリ残量があてにならないか改めて知りました。