外付けバッテリ

popopo_20042004-03-14

前回お話したようにバッテリに苦しんでいます。毎回、毎回、バッテリ残量が気になるというわけではないのですが、かと言って、バッテリ残量を意識しなくても良いほど持つわけではありません。その日の使い方によって差が出てしまいます。ただ、その使い方をバッテリ残量が気になるために制限されることがイヤなのです。いつも持ち歩けて、使いたいときに、いつでも使える。という状態が理想ですからね。
とりあえず、これらの問題を解決するには、あまりスマートな方法ではありませんが、外付けバッテリを利用するしかないと思います。外付けバッテリを持ち歩けば、とりあえずはバッテリ残量のことを気にすることは無いと思います。
CLIEの外付けバッテリといえば、代表的なもので言えばこれですよね。
ソニー バッテリーアダプター PEGA-BC10 http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/Acc/PEGA-BC10/index.html

いわゆる純正品ですね。とりあえずこれが基準となるとは思いますが、純正品としてとても大きな不満があります。価格とか大きさとかではなく、それ以前にコネクタ形状なのです。サードパーティーCLIE用外付けバッテリも同じですが、外付けバッテリのコネクタが、CLIE下側のコネクタに挿さるようになっています。これをCLIE付属のACアダプタと同じコネクタ形状にしてほしいのです。CLIEユーザー以外の方には少しわかりにくいかもしれませんが、CLIE付属のACアダプタのコネクタは特殊な形状で、小さく平たい形になっています。これをクレードルに挿してCLIEを充電します。ところが、クレードルが付属しないTJ37やSJ33等はプラグアダプターというモノを使用します。このプラグアダプターがCLIEのコネクタに直接挿さる形状をしています。そしてこのプラグアダプターにACアダプタとミニUSBのコネクタが挿さるようになっています。実際にソニーよりCLIE用のアクセサリーとして発売されている、HotSyncケーブル、ACアダプター、カーバッテリーアダプターはこのプラグアダプタを利用するかたちとなっています。


わざわざこのような方法にしたのは、クレードルが無い場合にもHotSyncケーブルをつないだままで充電も出来るようにするためには(USBからの電源供給というのは無しですよ)、専用にケーブルを用意しなければいけなくなってしまいますが、このプラグアダプターを使えば、ACアダプタは今まで用意されていたモノを利用すればよいわけで部品の共有が出来ます。それにカーバッテリーアダプターなども利用できます。実際にはクレードルが付属しているNX80V等にもプラグアダプターが付属されていて、クレードル無しでも充電しながらHotSync出来るようになっています。ソニーも良く考えた仕様だと思います。
しかし、バッテリーアダプターだけはなぜかプラグアダプターを使う形になっていないのです。なぜそうなったのか本当に理解に苦しみます。
CLIEのアクセサリーの、外付けキーボードや、通信アダプターには、ACアダプタが利用できるようにコネクタが用意されているのですが、バッテリーアダプターのコネクタがこの形状と違うのでこれでは意味がありません。クレードルを使用しないUX50もACアダプタは兼用なのですが、これが原因でバッテリーアダプターだけは使えなくなってしまっています。サードパーティーさんにCLIEに直接つながるコネクタとACアダプタと同じコネクタの両方を用意しろとは言いませんよ。コストアップにもつながりますしね。でも、わざわざプラグアダプターなるものを用意しているのはソニー自身なのですから、どうしてこのような使用なのか本当に理解に苦しみます。
と、言うことで、少し話がそれましたが、純正のバッテリーアダプターには純正だからという特徴も特にありません。
そもそも、外付けバッテリなどという余分なモノは持ち歩きたくは無いのですが、バッテリ残量を気にしながら使うのはとてもイヤなので持つわけです。
ということで、外付けバッテリの条件としては、

  • 出来るだけ、小型軽量である
    大きく重たければ、それだけバッテリが持つかもしれませんが、何日もバッテリ駆動させるわけではありません。何日も家の外で使う場合は、恐らくACも使える所だと思いますので、その時にはACアダプタ持参で出かけます。
  • 充電式であること
    乾電池が使えるのはいざというときに非常に心強いですが、ランニングコストを考えると経済的ではありません。そこで充電式であることが条件です。ただし、単3の充電式電池が使用できれば条件に当てはまります。普段は充電式電池を使用して、いざという時に乾電池が使えるのは、経済的かつ安心です。
  • 出来ればUSBポートが付いてるタイプが良い
    普段、USBから充電できるHotSyncケーブルを持ち歩いています。USBさえあれば充電できるのです。職場でもそう。ネットカフェでもそう。探せばいろいろなところで充電できます。巻き取り式でコンパクトなため、いつも持ち歩いているのですが、せっかくですからこれが使用できるようなUSBポートが付いているタイプのバッテリだと便利ですよね。そうすればCLIE専用ではなく汎用性もあるので、他のPDAを購入したとき(笑)や、ケータイの充電にも利用できます。

これらの条件を満たしていてる外付けバッテリというと、こんなところでしょうか?

  • ダイヤテック PowerBank
    有名な外付けバッテリですよね。実物もお店で何度か見ましたが、大きくて重たくないですか? それと結構高いですよね。バッテリ容量はかなりあるようで、CLIEを2回ほどフル充電できるようです。
  • バッテリーエクステンダー
    これもそこそこ有名な外付けバッテリですよね。長くないですか? 持ち歩きには不便な気もする。しかし安い!
  • PowerExtender2
    pocketgamesさんで発見しました。これは小さい! 単3電池4本という条件は、純正品やバッテリーエクステンダーと同じですが、これが一番小さくて持ち歩きしやすそうです。オマケに、各種PDAに対応!


  • JTT USBバッテリーパック
    JTTさんの商品です。スーパーコンプマート大須モバイルサイトで見ました。PowerExtender2と同じような大きさでUSBが付いていて理想的なのですが、なぜかパッケージにCLIEは使えませんと注意書きがありました。でも、JTTさんのホームページには何も書かれていませんし、オマケにCLIEとつながっている写真が載っている。それと、充電式電池が使えるかも書かれていない。ちょっと情報不足ですが気になります。CLIEで使用できないと注意書きがあるということは、発売時には問題なかったものの、実際に市場に出たらそういう問題が出てきたということですよね。でなければ、わざわざそんな注意書きをつける必要が無い。というか、ホームページに情報掲載なよ。印象悪いのでパスかな。問題なく使えればかなり良いと思われるのに残念です。