Zaurus買っちゃったよ

popopo_20042004-03-15

仕事関連でもありますが自費でZaurusを買うことになりました。理由はどういう形のモノでも良いのでLinuxマシンを手元においておきたかったのです。
以前、仕事で必要に迫られてLinuxを触ることがあり、その時には問題なく、わからないところはそれなりに調べて何とかしていき、そこそこ馴染んでいました。Linuxを触るといっても、パソコンにインストールして、きれいなXの画面でログインして、グラフィカルなアプリケーションを動かして、Linuxしちゃたよ、というお手軽なモノではなく、既に動いているラックマウントのLinuxサーバーの管理やメンテナンスです。ディスプレイもキーボードもマウスも無いので、TELNETで入って全て作業していました。地味な仕事ですね。
その仕事からも離れてだんだんとLinuxから遠ざかっていきました。ところが、今後、仕事上そういうわけにもいかなくなってきそうなので、普段からLinuxを嗜んでおかなくてはなりません。もちろん、自宅のパソコンにLinuxを入れることも可能ですし、以前そうだったのですが、わざわざ立ち上げなくなってきます。だって必要ないですから。人それぞれにパソコンの使い方がありますし、LinuxにはLinuxなりの良い面もあります。しかし、私個人は自宅でプライベートに使用する限りにはWindowsでなくては不便なのです。そうなるとわざわざLinuxを使わなくなる。結果遠ざかっていくのです。
そこでZaurusです。ココでいうZaurusはSLシリーズのLinux Zaurusですよ。ちなみに「りなざう」って言葉は私はあまり好きになれないので使いません。これでしたら普段から持ち歩けますし、ターミナルも付いていますので、それなりに使えます。
と、いうことで購入してみようということになったのですが、欲しいZaurusはこれです。
シャープ パーソナルモバイルツール Zaurus SL-B500 http://www.sharp.co.jp/products/slb500/index.html

なぜ、SL-B500かというと片手で持って操作しやすいからです。PDAの基本です。以前のMIシリーズのZaurus、MI-E1,E21等の縦型スライド式キーボードもそうですがこれはLinuxでないのでパス。Linuxマシンとして使うならば、キーボードのしっかりしたSL-C7x0/860シリーズの方がといわれそうですが、SL-B500のスライド式キーボードは、キーボードを使うときも特に大きさが変わるわけではなく立ったまま使うには便利です。キーボードが必要なときにわざわざ開いて使わないといけないNX80Vと大違いです。オマケにオープンスタイルは邪魔。このキーボードは思ったより使いやすく便利だともいます。それとバッテリが持ちます。わざわざもう1台PDA買うのに、バッテリで苦労するモノを買う必要は無いでしょう。あくまでもPDAはNX80Vがメインなのです。
最終的に購入しようと考えたのは、名古屋の某所に中古のSL-B500があるという情報を手に入れました。\20,000台中盤ぐらいだそうです。SL-C700だと中古でも\30,000は超えます。さすがに理由が理由なので新品はもったいなくて買えません。出来るだけ安く持ち歩けるLinux環境を手に入れるのです。
情報を元に行ってみると・・・、あったよ!、でも限りなく\30,000でした。情報と違うよ。それに価格の割にはだいぶ汚いし付属品に欠品もある。一気に萎えました。SL-B500ってほとんど見ないので今回はあきらめて気長に探すかと思って他の店を見てみたら・・・SL-C700が\24,800でした。安いよ。少しキズがありますが、付属品はCFスロットのダミーカードが無いだけです。本当はSL-B500が良いのですが、出来るだけ安く持ち歩けるLinux環境を手に入れる事が大前提なので・・・購入しちゃいました。SL-C700はバッテリ弱いって評判なのにね。ま、安かったので文句は言えません。
PDAを使う上で最低限必要な、液晶保護シートと、USBから充電できるシンクロケーブルを買って帰りました。