発売前に色々盛り上げられてた方って・・・

えー、W-ZERO3に関して、発売前には色々けなしていましたが(実際そういうわけではありませんよ^^;)、発売日に入手していますがそれ以降あまり書いていません。
個人的には、Webが利用できるだけで結構便利なのでそれ以外は意外とどーでも良い人です^^; それに、闇雲にアプリケーションを置き換えていくのもただの自己満足な気がしてなりません。自己満足で使うのも自由ですし、それをblogに書くのも自由なのですけどね。
個人的には、そこそこの大きな画面でWebが見れて、後、必要なソフトウェアを追加できる、それで結構満足なんですよ。
結局、繰り返しになりますが、W-ZERO3発売前に私が言いたかったことは、これって携帯電話なんですよ。かなりPDAよりなんですがそれでも携帯電話としての側面もあるのです。スマートフォン、ということなのですが、申し訳ないですがメーカーが言ってないとかそういう意見はこの際結構です。メーカーがどう扱っているかということです。ただのPDAとして扱っているわけではないのですよ。それはご理解いただけると思います。
なぜ、こんなに注目を集めてしまったのか? それはスマートフォンという名称は使っていませんが、今までのPDAとは違うスマートフォンとしての扱いだったからです。それは否定できないことだと思います。シャープから新しいZaurusみたいなのが出たなぁ、だったらここまで注目浴びないと思います。
また、メーカーもPDAユーザーだけをターゲットにしているのならば、正直ビジネスにもならず何の徳もないのです。価格的にもPDAとしては内容を考えれば安いですからね。
という位置づけであれば、携帯電話としてどうなのか? ということにあまりに注目が集まらなかったことを考えると、疑問も感じつつ、また繰り返しなのか・・・と思うことです。
なぜ価格が安い? それは通信料を見込んで設定されているからです。携帯電話と同じビジネスモデルですね。ところが、過去にPDAにこれらのビジネスモデルを当てはめて販売されたものがあります。Sigmarionシリーズです。Sigmarionシリーズ自体は評価は高いのですが、残念ながら販売を行っていた電話会社から見るとそれほどありがたいモデルではなかったと見受けられます。それ以前にPDA自体は一部のマニアな方を除けば興味のないものになってしまっています。でも、こういう方だってZaurusというものが日本に存在していることも知っている方も多いと思うのです。
では、こういう方も含め、なぜ注目を集めたのか? 先ほども書きましたが携帯電話という側面があるからです。
携帯電話の置き換えなんてできない、という意見もコメントにいただきましたが、そんなことは私は一切言ってません。そもそも携帯電話型のWXシリーズの件ですらそういう話をしていません。携帯と置き換えるのか? 携帯と併用するのか? そんなことはユーザーがそれぞれ決めれば良いことです。
しかし、発売前から盛り上げられている方、ここでいう盛り上げている方というのは、個人的に新しいPDAだ!というだけでなく、これを流行らせよう!的な意図が見られる方です、そういう方ですらPDA的側面ばかりで携帯電話としてのことにほとんど触れられていない・・・。
私がことあるごとに絵文字ということを言ってきましたが、こんなもの無くなってしまえばよい、とか、私は使わない、という意見以前に、絵文字が存在していて使われていることは事実なのです。そしてこれがWPC等で実機を見ればすぐわかることなので、例として言っていたわけで、あれだけ多くの人が見ているにもかかわらず、こんな簡単なことにすら目が行く人がほとんどいなかった、というのが現実です。別に通話の機能がどうとかそんな話ではなく見るだけで済むことですから。
そういうことを踏まえて、少なくとも個人的に好きなこといって終わり、ではない方ならば、携帯電話としてどうか? ということをアピールしては・・・と思うのですけどね。ユーザー増やして盛り上がりたいのでしょ?
それならば、例のスマートフォンと呼ばれているあの機種、電話としてのことはさておいて、新しいWindows Mobileも載ってるし、キーボードも付いてるし、そこそこ安いしいいよね。良いPDAが出たな。
とでも、正直に言っていれば良いのですが、そういう方に限ってなぜかスマートフォントいいたがる。オマケにこれをアピールしようとする。それならばスマートフォンの携帯電話の部分もアピールすればよいのです。
例のW-ZERO3本でも、携帯電話としての部分に触れている量もあまりない。以前日記でNextTrainの到着時間が入ってなく空白になってるの変でしょ? という指摘も、実際に時間もないのはわかっているのですが、携帯電話機として注目していなく、PDAとしての部分に注目しているのならば、こういったことろは抑えてほしいなぁ、と思ったので書いたのです。結局、NextTrainなんてものは、既存のPDAユーザーにとってたいして面白いソフトウェアでもないかもしれませんし、ただ時刻表データを表示するだけのソフトウェアですが、PDAを今まで使っていない人からすればそういうソフトウェアこそまず使ってみたいソフトウェアではないでしょうか?
そうなると、携帯電話としても興味は無い、基本的なソフトウェアにも関心は無い、ただ、新しいPDAというだけに興味があり、それ事態否定しませんし、それは本人が楽しいなら良いのですが、こういうレベルでスマートフォント言って応援したり、便利だよ、とか人にアピールする。
マスコミも含めてこういうパターンが1番迷惑な感じがします。
まぁ、実際に時間もなかったのはわかりますし、NextTrainの到着時間が出てないことがそれほど問題なわけではないですが、
新しいPDAが出るよ、オマケに結構安い、その代わり契約しないといけないけど、まぁ新しいものはほしいし、イヤになったらやめればいいや、
的な方が多いのではないでしょうか? 表立っては言ってませんけどね。しかし、こういう方々の影響もあってか、実際に購入している方などはPDAユーザー以外の方も大勢いるわけで、どうでしょう? 結局、使えないなぁ、なんてことになったら迷惑です。それならマニア向けのオモチャであったほうが良いのではないでしょうか? ユーザーが増えるのは結構なことですが、結果、あまり使えないなぁ、で去ってしまうほうのが長い目で見れば影響があります。これは今までにも繰り返してきたことですしね。
世の中には、PSPエミュレーターを動かす、とか、DVDを焼く、とか、製品の本来の目的でない使い方の雑誌が発売されていますが、こういうノリならば、W-ZERO3PDA的な部分を掘り下げる、的な本ならばわかるのですが、少なくともあのW-ZERO本は、既存のPDAユーザーをターゲットにしているとは思えませんし、ましては表紙にスマートフォン、とかって書いているわけですから、もう少し携帯電話としてどうなの? とかでもいいですし、PDA的な部分を書くにしても基本的なソフトの紹介をおろそかにしてしまうのは少し残念でなりません。
まぁ、あの記事を書いた方には直接お会いしたことも何度もありますし本当に時間の無い中頑張って書いてそこまで細かく見る時間が無かったこともわかってますし、その方に落ち度があったわけではありませんが、全体を通してそういう傾向の方が多いのにもかかわらず、スマートフォン、というアピールなんですよね。
結局は、PDAが好きな人が、新しい機種が出たから買ってみよ、的な感じなんでしょうね。
私は当日購入しましたが、知り合いがウィルコムが多くなってきて買おうと思ったらこんなの出たので買ってみる、とか、他のケータイより大きな画面で便利そう、という方大勢いたのですが、そういう方が多いのですから、そういう方の雑誌やニュースがかけなかったのですかねぇ・・・。
個人的にはどうして買ったのかって? こに日記にも書きましたがかなり期待薄でしたが、VGAPDAが欲しかったことが第一で、メールもプッシュで受信できますので、うまく使っていけばWX310K代わりになるとベストだなぁ、そうでなければ解約すればいいや、という感じです。