首を振れ!
実はこんなの持っていたりします
SanDisk SDカード SD Plus 2GB SDSDPH-2048-903
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: Personal Computers
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購入時点で発売から時間が経っていましたし価格も高いためあまり売れないようで、ドコの店頭にも並んでおらずamazonで購入しました。
他メーカーに似たような製品(しかも安い)はありますが、どれもUSBポート側がキャップを取るタイプなので、私は間違いなくキャップを紛失するのでパスです。
なぜわざわざ高いSD Plusを購入したかといえば、私はLOOX P70TでVistaを利用しているのですがReadyBoost用にと思い購入しました。
ReadyBoostなんてあまり効果がないと言われる方もいますが、それはパソコンのスペックに恵まれている方だと思います。
私のLOOX P70Tの様に、メモリ1GB、1.8インチHDD、という条件では充分に効果を発揮します。
別に普通のUSBメモリかSDカードでいいじゃん、と言われそうです。
確かにそうです。
というか、出来るコトなら私だってそうしたいのですが、いろいろ事情が・・・
まず、USBメモリなのですが、挿していると結構邪魔です。
ノートパソコンでも家に置きっぱなしなら良いのですが、持ち歩いたりするとかなり邪魔です。
邪魔だけなら良いのですが危ないです。
USBメモリをどこかにぶつけたりすると、USBメモリか本体のUSBポートを壊してしまいそうです。
次にSDカードですが、挿していても出っ張らないのでまさに理想的です。
ですが、LOOX P70Tの場合、とにかくSDカードのアクセスが異常に遅いです。
どれだけ高速なSDカードを用意してもReadyBoostの利用はできません。
後ほど、SDHCカードのCLASS6のカードでも試したことがありますが、それでも駄目です。
LOOX P70TのSDカードスロットの問題でしょう。
そうは言いつつ、無理矢理、ReadyBoostを有効化して使っていましたが、やはりかなり遅いです。
(レジストリを見ればすぐわかりますが、1か所書き換えるだけでReadyBoostは有効になります。)
そこで考えたのが冒頭に紹介したSD Plusカードです。
普段はSDカードスロットに入れておけば邪魔になりません。
で、いざLOOX P70Tを使う時に、SDカードスロットからSD Plusカードを抜き、USBポートに挿します。もちろん、ReadyBoostは有効にしてます。
使い終わったら、USBポートからSD Plusを抜き、SDカードスロットに挿します。
LOOX P70TにSDカードスロットいう収納する場所があるので、ReadyBoost用のUSBメモリを持っていき忘れた、外で使っていてしまい忘れた、という可能性は極めて低いです。
しかも、SD Plusは他社類似品とは違いキャップはありませんので紛失する可能性もありません。
完璧です! かなり満足しています! 良い買い物をしました!
ですが、この状態で使用していて、時々困るコトがあるのですよ。
LOOX P70Tを使っていて、さて、そろそろ移動するか、とSD Plusを抜こうとすると・・・
なんというわがままなのでしょう・・・。抜けないじゃないですか。
困りますよね。こういう時。
もちろん、SD Plusにアクセスしているようなアプリケーションは(表面的には)何もありません。
それに、SD PlusはReadyBoost専用に使っているのでデータとかを入れるコトもありません。容量のほぼ全てをReadyBoostに割り当ててます。
でも、時々、警告されてしまうのですよね。
どうしましょう。
思いつくのは・・・
- 無視して無理やり抜く
あまりベストではないですね。Vistaもフリーズするかもしれません。また書き込み中ならあまりよろしくないですよね。 - 抜けるようになるまで待つ
表面的にはSD Plusにアクセスするようなアプリケーションは何もありません。が、この警告が出るということはユーザーが起動したアプリケーション以外の「何者か」がアクセスしているというコトです。「何者か」は常時SD Plusにアクセスしているわけではないでしょうから、しばらく待っていれば問題なく抜くコトができるかもしれません。が、一段落してさて移動しようという時ではそんな余裕もありません。 - 再起動する
結局、何が原因かはわからないがSD Plusにアクセスしている「何者か」がいるわけです。しかしそれが何かわからない。考えても時間の無駄なので再起動しましょう。そうすれば「何者か」の正体はわかりませんがSD Plusにアクセスしている「何者か」も終了します。が、面倒です。はっきり言って。 - 諦めて挿しっぱなし
1番簡単な方法ですがあまりしたくないです。SD Plusは薄っぺらくて出っ張っている状態ですから、何か衝撃が加われば折れてしまうがあります。SD Plus側が壊れてくれればまだ良いのですが、LOOX P70TのUSBポートが壊れてしまったら大変です。が、私はコノ方法を1番採用しています。採用したくてしているわけではありませんがそうせざるを得ない場合が多いので・・・。手っ取り早いし確実ではあります。
そんなわけで、完璧!、と思われた、SD PlusでのReadBoostの利用は、時々、不便な時があります。
というか、Vistaが普通にUSBメモリを外せるようになっていれば問題無いのですけどね・・・。
そんな、時々、不便な状態に不満を感じていましたので、少し発想を変えてみました。
「時々、抜けないコトがあるから、もう抜かない。」
です。
しかし、挿しっぱなしは、上で指摘したように危ないです。
そこで、こんな商品を用意してみました。
- 出版社/メーカー: サンワサプライ
- 発売日: 2005/01/17
- メディア: Personal Computers
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3D USBアダプタをLOOX P70Tに挿し、その先端にSD Plusを挿すのです。
これで首を振るとUSBメモリの向きが変えられるので好きな方向に向きを変えられます。
抜ける時は抜けば良いのですが、抜けない時は邪魔にならないように3D USBアダプタを本体側に曲げてケースにしまえば良いのです。
というか、本体側に3D USBアダプタを曲げるとあまり出っ張らないので、あえてSD Plusを使う必要もありません。
3D USBアダプタを利用するコトによりせっかくUSBメモリの形状を気にせず自由に選べるようになったわけですから、LOOX P70TではReadyBoostの効果は高いので出来るだけ速いUSBメモリを使い更なる快適性を求めたいところです。
さっそく速いUSBメモリを探してみました。
Googleで「USB メモリ ReadyBoost 高速 SLC」で検索。(←なんか頭悪いコみたいですね)
容量はReadyBoost専用で使う関係で4GB(ReadyBoostは4GBが上限なので)のモノで良いです。
ただ、速いからといっても、
BUFFALO TurboUSB機能搭載 激速 USBメモリ 4GB シルバー RUF2-R4GS-BS
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2007/09/30
- メディア: Personal Computers
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狙いとしては
- SLCメモリ
- デュアルチャネル
この辺りがチェックポイントでしょう。同じ仕様ならメーカーが違ってもそれほど速度も変わらないでしょう。
と探してみたら・・・ありました。
I-O DATA機器 USB 2.0/1.1対応 フラッシュメモリー 4GB Black TB-BH4G/K
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2007/04/27
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TB-BHシリーズは既に生産終了品ですが、後継品のTB-BH2シリーズよりアクセスが速いようです。
TB-BHシリーズを販売している店はほとんど見かけませんが、もし販売していて、なおかつ、安く買えるようであれば、かなりオトクな買い物です。
とりあえず、TB-BH4G/KをReadyBoostの設定して試してみましたが・・・SD Plusの時より体感速度も速くなかなか快適です。
が、やはり邪魔ですね。
快適なだけあってヤル気満々なのはわかりますが、黒光りしてギンギンにおっ立ているのは・・・邪魔ですね。
で、3D USBアダプタを付けて首を振ってみると・・・良い感じです!
パソコンを移動する場合に抜ける時は抜きますが、抜けない時でも向きを変えるだけであまり邪魔にならず挿したままで持ち運びできそうです。
なかなか良い感じで利用できるようになりました!