アコードハイブリッド

いよいよアコードハイブリッドが発売されますね。


個人的にはアコードという車は好きな時期がありました。
セダンは嫌いでは無いですし、サイズ的にも好きなサイズです。
小さい車は好きですが、セダンという形状の場合、あまり小さくしてしまうとデザイン的に無理があるでしょう。
ベースとなるハッチバックの車にトランク付けてみました的な「なんちゃってセダン」にはあまり魅力を感じません。
この手の「なんちゃってセダン」は、生理的にハッチバックを受け付けない年代の方向けの商品だったりすることが多いと思います。


ただ、現状のライフスタイルではもっと小さいサイズの方が合っているので、直近ではアコードなどのクラスの車にあまり注目は行きません。
(でも、新型アテンザは好きです^^;)


アコードという車に魅力が無いと言うことでは無いのでお間違いなく。



さて、現状のライフスタイルに合っていようがいまいが、自動車業界の興味があります。


以前からホンダは、1モーター、2モーター、3モーター、の3種類のハイブリッドシステムを開発しているという話は聞いていました。
現行のIMAとは別のものですね。
どうしてもプリウスと比較されてしまうので、例えば(本当に必要なのかはともかく)モーターのみで走行できなかったりと、パラレルハイブリッドは安く作れるけどイマイチみたいな印象を与えてしまいそうです。


ただ、現行のIMAがエンジンとモーターが直結になっているからモーターのみの走行が不可能なわけで、1モーターのパラレルハイブリッドでもクラッチを用意して切り離せるようにしてあげれば、モーターのみ、エンジンのみ、モーター+エンジン、の走行は可能なわけです。


しかし、本当に必要かどうかは知りませんよ。
それによって向上する燃費と、コスト上昇で反映される車両価格、とのバランスもあるでしょう。


実際にハイブリッドに乗る人が、これはハブリッドの方式やモーターがいくつついているなんて考えてない人だって沢山居るはずです。
でも、モーターのみで静かに走行する様子は素人目にも違いがわかるわけで、それが商品価値として高めている側面はあるでしょう。



さて、アコードハイブリッドですが、2モーターだというのは以前に聞いていたので、シリーズ・パラレルハイブリッドだというのはわかります。


先ほども書いたように、アコードハイブリッドに興味津々いうわけではなかったので、発売前から頻繁にチェックしていたわけではないのですが、いよいよ発売間近となったので、どんな感じなのかなと思って見てみると・・・


「電動CVT


てっきり、欧州ハイブリッド車のように、変速機があるのではと思っていたのですが、そうでは無いようですね。
もちろん、THSのように遊星ギアによる動力分割では無いでしょうけれど・・・湿式多板クラッチって書いてありますね。


それにしても、プリウスもそうですが「電気CVT」という表現って全然適切じゃないですよね。
CVTじゃないし。そもそも変速するわけじゃないし。


MTやATのように変速ギアがないってことで、こういう表現なのでしょうけれど。