ATOK 2013 for Mac

今日からATOK 2013 for Macが発売です。
というか、自分は、ATOK Passportを利用しているのでアップデートをするだけですけど。


Mac版なので少ないでしょうけれど、Windows版だと発売直後は「ATOKスゴいぜ!」「昔からずっと使っている」と熱く語っているブログ等を良く見かけます。


個人的には、そこまでなのか?、と思ってしまいます。
MS-IMEがヒドイので比較されると良いというコトになるのでしょうけれど、ATOKもそれほどでは無いと思います。


新しいATOKが発表される度に、さらに良くなったという変換例を見ていると、今までこんな文書も変換できなかったのかと、却って残念な気持ちになります。
新しい洗剤のCMを見ていると、従来の洗剤での洗濯物が妙に黄ばんでいますが、この従来の洗剤も発売されたときは白くスッキリと言われていたはずなのに何だったのか?、と思う気分と同じですw


ぶっちゃけ、自分がATOKを使うのは、WindowsMacも使うので、漢字変換は出来れば同じような操作方法や変換結果を求めますし、それには同じ商品を使うのが一番の早道です。
現状ではATOK以外にほぼ選択肢もなく、結果としてATOKを使っていると言うだけです。
仕方なく嫌々利用しているというわけではありませんが、一部のユーザーのように「ATOKの変換効率スゴい!」なんて実感もあまりないです。


MS-IMEの一部のバージョンがかなりヒドイですが、ATOKだってなぜってコトは良くあるわけです。そもそも、人の頭の中をのぞけるわけではないので、どんな漢字に変換しようかなんてわかるはずがなく、完璧な変換なんて求められるわけではない。
だから、平均的なレベルで構わないので、誤変換や単語の区切間違い等が簡単に修正できて再変換できればそれで良いのです。


変換効率というのは、どれも最低レベルは達成していると思います。
そうなると、辞書に、いかに現代の活きた単語が収録されているかと言うことが重要です。
広辞苑に載っているような単語が全て入っていれば満足に変換できるわけではないです。
ブログでも書いていればくだけた文書も書きますし、流行廃りもあるので辞書には載っていないが頻繁に使う単語というのは日々増えていくわけです。



個人的にATOKが評価できるのは、ATOKがスゴいと言うより、ほぼライバル不在になりましたが、現在も単独の商品として存在していていることです。
仮に中身が大して変わらなくても、辞書に新しい単語は追加してあるわけです。
漢字を変換するだけならWindowsにタダで付いてくるわけですが、ATOKを買ってまで使うと言うことは、これらの辞書を買っているぐらいの感覚ですね。
私は「スゴいぜATOK!」と思うこともないですが、さすが単独の商品として存在し、毎年バージョンアップするだけあって、新しい単語は追加されているわけです。
ましては、ATOK 2012からは、ATOKキーワードExpressで新しい単語が自動的に更新されるわけで、これは、無料のMS-IMEには決して求められないメリットです。


何とも、熱心では無いATOKユーザーですが、今回のバージョンアップでWindows版もMac版も晴れてATOK 2013となりました。
Mac版だけATOK 2012だったこの4ヶ月強が、微妙に変換結果が違っていて違和感がありましたが今日からスッキリです。
ATOK SyncがらみでATOK 2012にはバグがあったので、これもおそらく直っていますので、スッキリですね。
ジャストシステムに電話して、向こうでも現象まで確認して、折り返し電話しますといって放置だったことは忘れませんけれど^^;
ATOK 2013 for Windowsがでて、2012と2013と比較して初めてわかることだったので、問い合わせたのも3月。
Windows版のメンテナンスもしないといけないしMac版も作らないといけないし、もうすぐ旧バージョンになるATOKの修正なんて出来ないでしょうけれど、折り返しの電話ぐらい欲しかったですね。


後、バージョンアップするといつも思うのですが、ATOK本体の変換エンジンも辞書も新しくなりました。
ATOKをバージョンアップしたときは、ユーザー辞書や単語登録はばっさり消して新しく使うことが新しいATOKを一番正しく使うことが出来ると思います。
この機会に消しましょうね。オススメです。



追記:
ちょっと使用していて早速バグを見つけてしまいましたw
「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)に、「半角英字入力(A)」が割り当てられていますが、うまく機能しないようでATOKのOff(=ことえりの「英字」)になってしまいます。
「半角英字入力(A)」は、「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)以外にも「Control+Shift+B」(Mac風に書くと ^⇧B)にも割り当てられていますが、こちらは正常に機能します。
「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)だけが正常に機能しないようです。


追記2:
さらに色々いじっていたら原因がわかった^^;
文字入力が、ことえりの「英字」から、「かな」キーでATOKをOnにすると、「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)が正常に機能しないようです。
「かな」キーを押す前に、入力方法を、ことえりの「英字」からATOKの「英字(ATOK)」に変更してあげると、「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)が正常に機能するようです。


これは仕様なの?
ATOK 2012 for Macでこのようなことはなかったと思うのだけど・・・。
もし仕様なら、「半角英字入力(A)」が割り当てられている「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)も「Control+Shift+B」(Mac風に書くと ^⇧B)も同じように動作すべきだと思うが、
「Control+英数」(Mac風に書くと ^英数)の方だけが正常に機能しないのでバグなんだと思う。


一旦、文字入力モードを「英字(ATOK)」にしてあげれば、以降、再起動をしても問題なく機能するから良しとしよう。
ジャストシステムは窓口もフリーダイヤルじゃないし、こんなバグ報告のために自分が電話代使うのもバカバカしい。
回避方法があるから良いです。


上で書いたように、ATOKは使っているけれどご熱心なユーザーでないし、どちらかといえばジャストシステムは昔からあまり好きではない会社なのでw
本文中で少し触れましたが、ATOK SyncがらみでATOK 2012にはバグがあったので、わざわざ電話をして、向こうでも現象まで確認して(操作をしながら確認の間ずっと通話中w もちろん電話代こちらもちw)、折り返し電話するといって放置なので、積極的に協力する気もないです^^;


(記事の一部を、次の記事に分けた上、一部加筆しましたので、修正しました)