ATOKはまっさらな状態からしっかり学習して使いましょう

先に書いたように、本日よりATOK 2013 for Macを使い始めました。
上で書いたようなバグと思われる部分はありますが、回避もできるし問題なしです。
当たり前ですが、それまで利用していたATOK 2013 for Windowsとほぼ同じような感じの変換結果で良い感じです。


繰り返しになりますが、ATOKをバージョンアップしたときは、ユーザー辞書や単語登録はばっさり消して新しく使うことが新しいATOKを一番正しく使うことが出来ると思います。
この機会に消しましょうね。オススメです。


私も早速消しましたよ。いい感じです。
今まで出てきた推測変換候補が表示されなくて不便かもしれません。
けれど、1、2回入力すれば、それ以降は表示されるようになるので、それでいいじゃないですか。
ごくごく普通の文書を入力したときに快適と思えるのならば、それはATOKが新しくなり素晴らしい変換効率を発揮しているからだけではなく、無駄な推測変換候補や単語登録が消えてからかもしれません。


バージョンアップしたり、違うIMEに変えたりしたときに、単語登録を抜き出して再登録する人。それ、やめましょう。
気持ち新たにユーザー辞書も初期化して使いましょう。
バージョンが変われば、ましてはIME自体が変更になれば、内部の変換方法だって変わります。辞書も変わります。
貴方が何年も前に変換しなかったと言うことで単語登録したものは既に辞書に登録されているかも知れません。
ATOKを熱く語る人に限って、何年も前からの単語登録を引きずっていたりする方がいるようですが、せっかく新しいATOKになったわけですが、心機一転まっさらの状態から使うべきだと思います。
古い単語登録や学習結果が、新しくなた変換効率や新しい辞書には却って邪魔になることだって考えられますよ。
どこかで、○○が変換できない、という書き込みをみて、ウチで試してみて変換できる。初期状態でも変換できる。ということは辞書がおかしいわけで、単語登録やユーザー辞書が影響しているのでしょう。
大量に単語登録している人。本当に必要ですか? 一度見直した方が良いかもしれませんよ。
大量に単語を登録しているけれど、今ではもう使わない単語だってあるかもしれません。
良く使う単語だけれど、実は今のATOKでは標準で登録されているかもしれません。標準で登録されている場合、品詞等も吟味されていて変換に悪影響を与えることもありません。


ましては、「か」や「かぶ」で「株式会社」なんてパターンの単語登録している人。
百害あって一利なしです。
上の例はともかく、長い専門用語で登録しないと出ないよと言う方も居ます。
今時、学習しますし、推測変換もしますので、一度頑張って変換して何度か使えば候補の上位に出てきます。
今は、ATOKキーワードExpressもありますので、思ってもない単語が変換できたりしますよ。


ATOKを熱く語るならば、バージョンアップしたタイミングで学習結果や登録単語をバッサリ消して、新しいATOKを体感してみましょうよ。熱く語るほどATOKが大好きならば、新しい状態でも満足いくでしょ。


あと、ATOKを熱く語っているのに、小刻みに入力・変換・確定する人。
本当に意味ないですよ。
一気にたくさん入力して変換しましょう。
当然、文節の切り間違えもあります。
切り直しましょう。
そして再変換。
繰り返していけば学習します。
小刻みに入力・変換・確定するなら、どのIMEでも変わりませんよ。
そんな使い方でATOKが良いって思い込みかもしれません。プラシーボかもしれません。
せっかく買ったのなら、ATOKを正しく体感しましょうよ。


後、英語入力モードを使いましょう。
ローマ字入力でも、SHIFT押しながらアルファベットを入力すると英語入力モードになります。
Windowsなら「CAPS LOCK/英数」、Macなら「Control+英数」、を押しても同様です。
日本語文書中に半角英字も含めて入力する場合、とても便利です。
そのときにIMEをOFFにすれば事足りると言われそうですが、それだと学習しないのですよ。
文書中に半角英字が混じった状態も推測変換候補になります。
とても便利です。
私もここまでの文書中に「ATOK」という半角英字の単語がたくさん混じっていますが、「ATOK」を混ぜた形で推測変換候補に表示されて大変便利ですよ。


ぶっちゃけ、私はジャストシステムという会社も好きではないですし、ATOKにも全く興味がなかったのですが、ATOK 2009に英語入力支援機能 ATOK 4Eが追加されたので、このバージョンから利用するようになりました。
英語入力支援機能 ATOK 4Eは、英文入力に便利という説明になっていますが、日本語に半角英単語が混じる場合にも大変便利です。


ATOKが特に好きでもないけれど使っている私が、珍しくATOKについて語ってしまいました^^;
ATOKスゴいぜ!」と熱く語る方達こそ、ATOKは、まっさらの状態からしっかり学習させて、ATOKの本来の性能が発揮できる形で使ってあげてくださいね。