続・たこやき

そもそも私がたこやきを焼くようになったのは高校生の時です。
私は大阪に住んでいるわけでもないので、たこやき器が家にあるわけでもなく、そんなものを自分で焼くなんて考えても見ませんでした。コンロの上に置く、丸いたこやき器、8個ぐらい焼けるの、がこの世にあるのは知っていましたけどね。
ところが、家のすぐ近くにお好み焼き・たこやき屋さん、が出来たのです。
当時の私の常識からいって、たこやきってモノは、お店の人が焼いてくれるものだと思っていましたが、その店は自分で焼くようになっていました。
たこやきの本場(なのか?)の大阪では、自分でたこやきを焼く店ってのはほとんど見かけませんが(私が知らないだけ)、大阪の人にわかりやすく言えば、お好み焼きやの鉄板がたこやきの鉄板になっている、東京の人にわかりやすく言えば、もんじゃの鉄板がたこやきの鉄板になっている、のと同じで各テーブルに鉄板があるわけです。
私もバカじゃないので、鉄板のフチまでしっかり粉を入れましたよ。で、まず、切れ目を入れてひっくり返すわけですが・・・出来ない・・・時間がかかる。お店の人が見るに見かねて手伝ってくれました。情けない・・・。
さて、ここからことある毎に通いましたね。たこやき食べに。いや、焼きに。
今では立派に1度のお食事会に1人で100個ぐらいは焼けるようになりました。
それからというものはまりましたね。まず、ガスで焼けるたこやき器を買ってきました。それから家でたこやきを食べるなんて人は回りにどころか私の地域ではいなかったのですが、大勢で食べないと面白くないので電気のたこやき器も買いました。これはドンキーとかで売ってるチャチなやつではなくて(こういうのは火力不足で不満)、ステーキ焼くようなタイプで鉄板が分厚いのです。確か2万近くしました。
んー、アホだな^^;
ちなみに、店でたこやきをお客に焼かせる店って、関東や東海ではでは自分で焼くことが面白さだったりしていうことが商売になるのでしょうが、関西ではほとんど見かけませんねぇ・・・。関西ではたこやきはポピュラーだしおやつなわけですから、自分で焼くなんてめんどうじゃん、というコトなのでしょうねぇ・・・。